コンクリート業界の革命児が挑む 老舗イノベーション

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コンクリート業界の革命児が挑む 老舗イノベーション

  • 著者名:會澤祥弘【著】
  • 価格 ¥1,567(本体¥1,425)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2021/11発売)
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  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344936720

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内容説明

「老舗企業」と聞くとどんなイメージをもつでしょうか。
老舗企業こそビジネスの世界で生死をかけた激しい競争を繰り返し、時に顧客ニーズに合わせて変化し、時に技術の進歩に合わせた改革を行いながら生き延びてきたはずです。「変化に適応できた者だけが生き残る」とよくいわれるように、イノベーションを起こし、進化し続ける企業カルチャーなくして、老舗企業にはなれないのです。(「はじめに」より抜粋)
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どんな老舗企業であっても、前例ばかりを踏襲していては時代の流れに取り残されてしまいます。

著者が3代目社長を務める會澤高圧コンクリートは、北海道で産声を上げ、2021年4月で創業87年目を迎える総合コンクリートメーカーです。今でこそ業界では息長く存続している企業の一つですが、著者が入社した1998年頃は、生きるか死ぬかの競争が業界内で繰り広げられ、決して会社の未来は明るいとはいえませんでした。

コンクリートは生活するうえで欠かせない材料であり、独占禁止法に違反する行為(カルテル)が特別に認められている業界です。一方で、“守られた”存在ゆえに旧態依然とした悪しき習慣が当時は色濃く残っていました。

著者は旧態依然とした業界に革命をもたらすことで横並びの状態から抜け出すことに成功し、その後も研究開発とオープンイノベーションに注力して新事業を次々と生み出していきました。その結果、二十数年のうちに道内のコンクリート需要はほぼ半減したなかで、売上を約4倍に拡大させました。そして現在は、創業100年目の姿を構想しながら「真の老舗企業」になるべく、さらなる挑戦を続けています。

本書では、祖業が秘めた可能性を信じて発展を遂げてきた足跡を紹介するとともに、ファミリーエンタープライズの進化の道筋をお伝えします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鶏豚

10
オーナー経営者の自伝。得てして自画自賛が鼻につく内容が多いが、本書は業界内のきな臭いリアルな背景を交え、失敗もしつつ、いかに社業を成長させたか、分かり易く描いている。エンジン式ドローン、3Dプリンターによるコンクリート製品製造、自己治癒工法、SDGs、アメーバ経営、DXを語りつつ、成功への行動力の源泉は怒りも含めた情熱なのは共感。日経記者の経験が目の前の状況を俯瞰するスキルとなって強みになっている印象。会社員として働くにも自分株式会社のオーナー意識が必要と考えるヒトには役立つ(4.0/5点中)

nappa

6
コンクリート業界といういかにも老舗っぽい業界だが、ドローンやAIとの掛け合わせなど老舗だからこそ最先端を取り入れるという視点がおもしろかった。まずは行動!とにかくやってみる!イノベーションの基礎はまさスピード感。原動力は怒りでもいい、とにかく自分の信念で行動しようと思った。2022/03/03

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