グリッドで理解する電力システム

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グリッドで理解する電力システム

  • 著者名:岡本浩【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日本電気協会新聞部(2021/10発売)
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  • ISBN:9784905217879

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内容説明

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「2050年・カーボンニュートラル社会」実現には、再生可能エネルギー・蓄電池の最大限の活用をはじめとするエネルギーの“フルモデルチェンジ”が必要となります。そのために「電力グリッド」は今後ますます大きな役割を担うことになり、また電力グリッドへの正確な理解も一層、重要性を増しています。
本書では一般にはなじみがなく分かりにくいとされる「電力グリッド」の過去・現在・将来の姿を、できるだけ平易に、基礎から解説しました。再生可能エネルギー導入拡大に伴う系統制約、激甚災害に対する電力レジリエンス向上への要請など、個別のテーマ解説も充実。脱炭素化を実現する電力グリッドの将来像も盛り込んだ、電気事業に携わる人、これからのエネルギーシステムを創るすべての人に手に取っていただきたい一冊です。
ベストセラー『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(NewsPicksパブリッシング、2020年2月)著者、安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー㈱CSO)との特別対談も採録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

57
見やすい編集だけど、ちょっと難しく感じた。 電力システム自体がそもそも素人にはイメージしにくい。 富士川を境に東と西で周波数が変わるのは知ってたけど。そのためか?、日本の周波数変換施設3か所のうち2か所は静岡県。 第一線の研究者が風の谷計画とか言ってるので、やっぱりナウシカ世代なんですね。2022/04/24

てつJapan

12
【良かった】2021年1月に起こった深刻な電力逼迫問題をきっかけに読みました。 電力の送電運用についての本。 同時同量制御や系統運用などが分かりやすく説明されていると思いますが、エネルギー業界にいる人向けの本ではあると思います。 若干所属先の東京電力に対して手前みそ感は感じる。2021/01/17

影実

2
勉強用。グリッド(電力系統)から電力システムの過去、現在、未来について解説した一冊。ヤフーCSOの安宅和人氏との対談も収録。最近の電力業界の話題等についてもコラムやテーマ解説の形で言及しており、総合的に電力システムについて勉強するのに役立った。海外の電気事業についても国毎にコンパクトに紹介しており重宝する。著者の共著『エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ』も非常に面白いので、最終章の「将来の電力グリッドの姿」についてより深堀したい人はぜひ読むべき。2021/05/26

horabook

1
★★★★★:電力ネットワークの基本的な仕組みと昨今のトピックスがわかりやすく簡潔にまとめられている。電力でも通信におけるインターネットのような革新が起こるとはもう随分前から言われているが、だんだんそのイメージが具体的になってきたのかなと思う。電力自由化以降、これまでのところはどちらかかといえば既存の価値を破壊することの方が多かったように思うが、いよいよ創造に向かうのかもという淡い期待を抱かせてくれる。2021/06/21

あれっさんどろ

1
仕事の延長で読むが、とても良くまとまっている本である。 前半の歴史までが特に良くまとまっている。池を系統にたとえるのは秀逸。2021/03/02

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