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内容説明
24歳の精神病発症から始まって、47歳現在まで、14の精神病と闘ってきたけれど、それでもわたしは、生きている。わたしのように毎日が生きづらかったりで、実に様々な精神疾患と闘っている皆に、読んでもらったり知ってもらえるならばと、もしも共感しあえてお互いに少しでも救われるならと、この本を書いたのかもしれない。
精神病だからって全部が全部、不幸だらけの人生でもない。どうせ人間放っておいても、確実に死ぬ時はやってくる。ならば、まず「今日生きてみること」を目標に、今日なんとか生きてみた、明日もとりあえず生きてみるかと、死ぬことを先延ばし先延ばしにしながら、最後まで生ききってみるのもありじゃないだろうか。
仕事、友人、人間関係。心が疲れたすべての人々に、この本を捧げます。
<イラスト:山本直樹>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずぽん
22
タイトル通り、精神疾患を山と抱えた女性のエッセイ。きつい、こっちまで引っ張られそうな内容で、途中飛ばしながら読了(読了というのか?)よく生きてきたなぁ、手を離さないくれた人がいたから生きてこられたんだろうな(私ならとっくに手を放してしまっていると思った)薬・お酒の怖さも依存症という病も知っている気でいたけれど・・凄い世界を覗いてしまったって感じ。強烈でした。2022/02/09
メチコ
11
壮絶である。 私の想像の遥か上をいくリアルがここにある。 頭ではわかっている、わかっちゃいるんだけど「なんでや~、どうしてそこでそっちに転がるんや~」の連続オブ連続。 理解をしてくれるパートナーに出会えたことがもはや奇跡である。 こんなの理解できない人、理解できたとしてもついていけない人が圧倒的多数よ、これ。 それにしても、この内容をここまで読みやすい形に落とし込んだのはすごいなと思ったよね。 不謹慎ながら唯一うらやましいなと思ったのは「次元大介に会えた」ところ。 もちろん命を狙われるのはごめんだけどね。2022/10/07
kitten
11
図書館本。とにかく強烈なタイトルだけど、中身もそのまんま。鬱、パニック障害、統合失調症、薬物依存、アルコール依存、自傷行為、強迫性障害etc.本当に、よく今まで生きていたと思う。複雑性PTSDがきつくて、幸せになれそうなのに自分で破滅を選んでしまうスタートからきつい。あとは、リタリンや合法ドラッグ。話としては知っていたけど、これはちゃんと規制が入ってよかったな。「私の知らない世界」だった。依存症は治らない。アルコール依存も強烈だし。薬物、ダメ、絶対。この人が生きてるのは、周りに恵まれていたからだろう。2022/01/15
小島愛一郎
6
巻末に診断された症状が紹介されている。それぞれ筆者の症状も併せて書かれているため、意義深いものがあると思う2022/05/26
amdd
5
ひとことで言って、壮絶。ひと通りの精神疾患を体験した瀧本さんのノンフィクション。こう言っては失礼かもしれないが、読みものとしてもとても面白かった。こんなに大変な思いをしている人が生きているのだから、命は大事にせねばならないな。2024/02/23
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