内容説明
人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
26
レポート作成のため拾い読み。このシリーズはやはりわかりやすくていい。2015/05/10
makio37
3
人間の知能のしくみとはたらきを計算機械のモデルで研究する学問、と理解した。外界を理解する枠組み「スキーマ」・典型的なイメージ「プロトタイプ」・心の中の辞書「メンタルレキシコン」等の基本用語を楽しみながら学べた。「スキーマ」「プロトタイプ」と社会心理学の「ステレオタイプ」との区別と連関が気になった。いずれもそれなしでは生活が成り立たないが、その負の側面の存在は知っておきたい。興味を引く実験結果の紹介や図解も豊富で、私のような初心者には読書案内としても有益な一冊だと思う。 2015/05/15
ヒダン
3
認知心理学について浅く広く書かれている本。認知心理学という分野の楽しさが伝わってきた。章末に各分野のお勧めの本がリストアップされているので次の読書につながる。 少し読書のペースが上がらなかったが、いい本だと思った。2012/10/05
ばにき
2
アーキテクチャという題名にした決め手がおしゃれな感じがするからで草。要点は抑えてあると思った。 2019/10/30
ルンルン
2
いま勉強していることの参考書。2017/05/18