夕日が青く見えた日 「ピカソが未来を託した画家」が語る本物のアート思考

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夕日が青く見えた日 「ピカソが未来を託した画家」が語る本物のアート思考

  • 著者名:松井守男
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • フローラル出版(日本経営センター)(2021/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910017150

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内容説明

お前は俺のようになれる。
でも俺にはなるな。
松井守男になれ。

圧倒的個性でアートを生み出し続けた稀代の天才芸術家、パブロ・ピカソ。
そのピカソに認められた本当に数少ない画家である人物こそ、本書の著書である画家・松井守男。ピカソと共に過ごしたおよそ五年間の中で情熱を燃やし、オリジナリティを追求し続けた結果、「光の画家」と評される個性を作り上げ、「フランスの至宝」と称されるまでになった。
そんな松井画伯が若くして移り住み、波乱万丈の半生を過ごした国・フランスは、老若男女問わず国民がアートの価値をよく理解している国でもある。
その価値とは、アートが心を揺さぶられる「感動」だけでなく、「お金=ビジネス」を生むといこと。芸術を非常に大切にする土壌があることで、おのずとフランスでは個性や個人の意思が重んじられ、新しいアートが生まれ続けるという歴史がある。
そんな一方、日本ではアートや芸術家が軽視されがちな側面が根強く残っており、これは日本の「他人の目を気にし過ぎ」や、「出る杭が打たれやすい」といった日本の風潮とも関係しているという見方もできる。だがご存知のとおり、日本は自然・景勝・文化・美にあふれた国である。「そういった環境で生まれ育つ日本人は、もっと自分の感性を信じて大胆に生きていい」とは松井画伯の言である。
本書には、そういったメディアが普段報じてくれない本質的なアートに対する考え方と、ビジネスや人生におけるアートの活かし方についての松井画伯の想いが込められている。
目先の憂いや将来に対する不安に心が囚われがちになってしまう時代だからこそ、本書を読んで本物のアート思考に触れ、大胆に・前向きに生きるパワーを得て、輝かしい日々を歩んでいただけることを願っている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mikio

8
「今の時代に求められているのは、やはり勝ち負けのある数字ではなく、世界に通じるアートの豊かな世界や、アート思考なのではないだろうか。そして、目先を考えず、自分が幸せになって相手も幸せにしようという芸術そのものだと思う。」30年以上フランスで活躍され、特に震災以降、日本でも度々活動されていたと思うが、22年に他界されたのは非常に惜しまれる。松井さんの描く富士山がすごく好きだ。ただやはり面相筆を使った巨大抽象画を生で鑑賞してみたい。自分の感性を見直したいと思った。「絵が必需品となる日常を。」忘れずに。2024/08/31

ken

2
フランスに渡った画家視点で日本を見た本。 ①何ごとも自分の目で判断、そのため感性を高める。 ②芸術も仕事もいかに人を感動させられるかを考えるの二点を学んだ。 フランスでは芸術は人生を豊かにするものとして身近にあり、資産にもなり、芸術家が尊敬の対象になっている。そしてフランス人は芸術を人評価ではなく自分が感動したかの自分の目で判断する。 一方、日本は人の評価を気にして自分で判断しないこと。芸術がビジネスありきで身近にないこと。画家や音楽家といった芸術を職業にするのが難しい環境である点を問題提起している。2021/11/28

ゆかり

2
ピカソとも交流した画家松井守男の著書 フランスでは絵画を見に行くのに孫を連れていき目利き力を学ばせる話、ホテルに飾られた絵は買うことができるのが当たり前という話が面白い。 アートが生活の一部であることがわかるエピソード。2021/09/06

二瓶くん

1
普段自己啓発本とか一切読まない私が、夢中になって読めた本。若者には衝撃的な内容だったけど、簡素だからこそ読めたのか。 自分の個性を否定され、正解をいつのまにか求めている日本、子供の頃から美術館やアトリエに連れて行ってもらえるフランス。 単純な二項対立かつ人生に対する壮年のメッセージではあるが、熱く込み上げるものがあったし、私たちが生きるうえで見失いかけていた、幸せみたいなものを思い出させてくれたし、わたしには有益すぎる書だったと思う。 何気なく立ち寄ったロシア料理店の店主に貸していただいたことを感謝したい2022/04/16

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