14歳からの個人主義~自分を失わずに生きるための思想と哲学

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14歳からの個人主義~自分を失わずに生きるための思想と哲学

  • 著者名:丸山俊一
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 大和書房(2021/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479797555

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内容説明

14歳から大人まで必読。
同調圧力から自由になりたい人へ。
NHK「欲望の資本主義」プロデューサーが古今東西の知の言葉をたどりながら思索する。
夏目漱石、フロム、荘子、モンテーニュ、西田幾多郎など世界の知性とともにーー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

19
インターネットやSNSが全盛の現代に、個人主義・自分について考える。他人に流されたり、他人と比較したり、他人の目を意識して行動したり、他人にひけらかしたり…。他人の価値観で生きていてもつまらない。さまざまなことを学び経験しながら、自分の価値観をつくり、それにもとづいて行動する。自分の無知や心の葛藤・矛盾なども抱えながら、常に哲学しながら生きていく。夏目漱石のように。感度を高め、違和感を大切にする。物事を単純化して捉えない。2021/12/23

テツ

17
SNSの誕生などきっと関係なく、時代と場所も関係なく、若者はある程度の知性があれば悩み苦しみ、自らの精神世界を開拓しながら彷徨い歩くもの。自分がどう自立し自律するのか。自分という存在について哲学(永井先生的に言えば〈哲学〉になる前の哲学)的な思考を積み重ねる時期。はしかみたいなものだし、放っておけば勝手に過ぎ去りはするのだけれど、そんな生涯一度のナイーブでセンシティブな時期に生きる上では役に立たない思考をギリギリまで磨き上げる経験は人生を豊かにすると確信している。悩み苦しみ美しくあれ若者たち。2022/12/03

Tenouji

17
漱石を中心とした、「自己」や「人生」について言及している古典の紹介本。最後の、「14歳」に戻っていく人生という旅、という言葉が腑に落ちた。2022/01/31

kanki

16
人生の意味は、新しい自分を発見し続けること。自分に相談する。読書して自分に問いかける。自分を育てていく2022/01/27

スリーピージーン

10
夏目漱石からフロム・老荘思想・モンテーニュに鈴木大拙。14歳「から」ですから、もちろん大人が読んでも読みごたえがあるし、とても勉強になる。いまさらながら、夏目文学の読み方を教えてもらったようで、ちょっと恥ずかしくもある。今の青少年は、私の若い頃よりもっと縛りがキツイのかもしれない。精神を解き放つということは、青春の大きな課題の一つであることは今昔同じだろうけど、選択肢や情報が多いだけに悩みも増えて大変だ。これは自分にとって本当に必要?本当に好きなこと?自分に問いかけることはいくつになっても続けたい。2021/11/26

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