らんたん

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紙書籍版価格 ¥1,980
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らんたん

  • 著者名:柚木麻子【著】
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 小学館(2021/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093866248

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内容説明

「BUTTER」著者渾身の女子大河小説。

大正最後の年。かの天璋院篤姫が名付け親だという一色乕児は、渡辺ゆりにプロポーズした。
彼女からの受諾の条件は、シスターフッドの契りを結ぶ河井道と3人で暮らす、という前代未聞のものだった――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

311
柚木 麻子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。明治・大正・昭和を駆け抜けた女性教育者 河井 道の大河小説、読み応えがありました。本書で河井 道を初めて知りました。著者が、恵泉女学園出身で、本書に登場する一色義子が恩師だとは思いませんでした。個人的には、本書の主人公よりも、本書にも登場する鹿鳴館の華、大山 捨松の方に興味があります。 https://shosetsu-maru.com/interviews/quilala_interview/asakoyuzuki_rantan2021/11/22

のぶ

164
恵泉女学園を創設した河合道の生涯を中心に、女性の民権運動に尽力した多くの女性たちを描いた作品。河合道は明治10年に、代々伊勢神宮で神職を務める家に生まれる。しかし、父が明治維新で失職し、函館に移住する。そこでキリスト教に基づいた教育を受ける。教育に目覚めた道は、アメリカに留学し、教育者の道を歩んでいく事になる。本作では新渡戸稲造、津田梅子、市川房枝等、歴史に名を残した錚々たるメンバーとの交流も描かれている。大変な労作で、史実に忠実ではあるが、物語としての面白さが今一つ盛り上がりに欠けたのが残念だった。2021/11/16

mariya926

162
物凄い力作でした。恵泉女子学園を始めた河井道の史実に基づくフィクションです。神道の娘として生まれてクリスチャンになり、アメリカ留学を経て学校作りという中で、津田梅子さん、一色ゆりさん、新渡戸稲造さんなどの人生も描かれいるので読み応えがあります。らんたんを消さないように、戦争を乗り越え学校を続けた道の人生はたくさんの人に読んで欲しいです。残念なのは聖書が参考文献になかったこと。クリスチャンについての所は、作者の考えがで解釈されているので、道本人の解釈ではなさそうという所が何か所もありました。いつか再読します2022/03/08

tetsubun1000mg

110
冒頭の一色乕児のプロポーズ部分はホンワカとした感じだが、それ以降はNHKの朝ドラを一気に見ているような感じでページをめくるのが止まらない。 河合道さんを全く知らなかったので歴史上の偉人が大勢登場して驚かされる。 史実とノンフィクションの境目が分からないのだが、巻末の参考文献が100冊くらいあり柚木麻子の渾身の作品だと感じられた。 戦前、戦後の物語はほとんど男性目線で書かれているので、女性目線での歴史が新鮮で面白い。 市川房江さんや村岡花子さんのエピソードが特に印象的。 作者の恵泉学園愛が強く感じられた。2022/01/16

みかん🍊

108
明治、大正、昭和と女性教育のため奮闘し駆け抜けた恵泉女学院の創設者河合道の生涯をシスターフッドのゆりや関わった歴史上のそうそうたる人々の目も通して描かれた大河小説、彼女たちの尽力のお陰で女性が普通に教育を受ける事が出来る今日がある、「女同士が手を取り合えば男は戦争が出来なくなる」しかし、100年以上経った現代でも未だに女性の労働や愛情を搾取し、女性を下に見る男は存在する、明治大正の時代ドレスを着て海外留学する格好いい女性が居たんのですね、史実に基づいたフィクションどこまで事実なんだろう。2022/01/15

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