内容説明
2021年は民藝運動を提唱した柳宗悦の「没後60年」。名もなき工人たちが作った生活道具に美を見出した柳は、それらを「用の美」と称えました。彼の眼は海外にも向けられました。李朝の「染付や白磁の陶磁器」「水注などの石工」「箪笥や盤、膳などの木工」「文字絵や文房図などの民画」、中国の「陶磁器や家具・調度」、西洋の「スリップウェアや家具」などから、日本民藝館が名品を選び、監修し、解説したのが本書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
民芸、好きです。使うことを前提に、しかもデザインに手を抜かない。日常の中の美。器ものも好きですが、木工もいい。道具だから使い勝手がいいのは大前提で、自分の暮らしになじむもの。そんなものばかりに囲まれて暮らしたい。2021/12/29
kaz
2
日本民藝館は大好きなのだが、この本で紹介されたものにはさほどの興味が持てない。海外の骨董品的なもののコレクションだからだろうか。図書館の内容紹介は『柳宗悦がその生涯をかけて蒐集した珠玉の名品を紹介。李朝の陶磁器、山水画や文字絵といった民画、中国の五彩や染付、台湾の衣裳や家具、西洋のスリップウェアなど、海外の逸品を収録する』。 2022/02/10
6haramitsu
1
昔から「実用」とか「機能美」が好きだったんだけど、柳宗悦さんのセンスはとても好き。下手絵も自由さがいいと評価していたり、本当に無名の作者達を想っている。これが芸術だなぁ~と思う。2025/05/09
-
- DVD
- となりのチカラ DVD-BOX
-
- 電子書籍
- デッドデッドデーモンズデデデデデストラ…
-
- 電子書籍
- エージェントが甘えたそうに君を見ている…
-
- 電子書籍
- 瞬間ライル: 2 ZERO-SUMコミ…
-
- 電子書籍
- 仮面ライダーアギト超全集 <上巻> 超…