内容説明
――もっと俺に甘えてこいよ。
人類は男女の他にα、β、Ωの三つのバース性を持つ。
両親の死後、突然変異でβからΩになってしまった妃翠。
見つかれば国に管理され、αとの子供を産む道具にされてしまう。
唯一の協力者も亡くし、絶望していたとき、
圧倒的な存在感を放つαの男・大雅と出会う。
その途端、妃翠の身体は急に熱くなり……?
「俺と番になるか、無差別にαを誘惑し、犯されるか。今すぐ選べ」
情欲に濡れた目で見つめられ、なぜか喜びを感じた妃翠は、彼を奥深くまで受け入れて――。
傲慢なαの帝王×ひとりぼっちの幻のΩ、抗うことのできない運命の恋!
乙女系オメガバース!
【目次】
一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラン
12
★4 作者さん買い。オメガバースの話は好んで読まないけどこれは分かりやすかった。2人の運命的な出会いも良かった。ヒーローがαの中でも頂点に立つ人で、権力を駆使してヒロインを囲って守るからヒロインを狙う別のαが出て来ても安心して読める。運命の番なので執着もなかなか‥でもΩが存在しない日本でΩの人権論議や法改正ってあり得ないと思うんだけど?スラスラ読めて面白かったけどやっぱり私は現代物のソーニャ(に限らず)よりヒストリカルな方が好きだな。2021/12/09
さくら
5
オメガバースという世界観、初めて知りました。読みやすかったので、スラスラと読了。実際にこんな世界でこの境遇だったら大変すぎますが、ヒーローの俺様で強引だけど優しい感じはとても良かったです。切なさとか胸キュンとかはあまり感じなかったけど、最後まで楽しめました。2025/04/27
さかな
3
ソーニャ初のオメガバースもの。かくいう私もオメガバースものを読むのは初めて。新たな知見を得られたという意味では読んで良かったなと思っています。あとがき通りシンプルでわかりやすい世界観。オメガバース入門編としてはうってつけかと。ただ、その一方で、オメガバースの魅力とはいったい何なんだろうかと首を傾げたことも事実です。レーベル初ということで、万人受けを狙ったのは見て取れます。ですが、多方面に配慮しすぎて、はたしてこの作品はオメガバースを題材にする必要があったのか?……と、そんな感想を抱いてしまいました→2022/12/18
ルーシー
2
初めてのオメガバース作品を読みましたがすごく面白かったです。傲慢なのに優しいα御曹司にΩのヒロイン。脇役達も個性的でした。2021/12/09
shushu
1
オメガバースと言う設定。絶対的な力の差だがそれとは反対のような執着とか運命の関係とかに萌えるのかな。2023/11/07
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