印税稼いで三十年

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印税稼いで三十年

  • 著者名:鈴木輝一郎
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 本の雑誌社(2021/10発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860114602

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内容説明

賞とは無縁。書評に取り上げられることも滅多にない。担当編集者から「何もしなければ消えてしまう」と言われた小説家・鈴木輝一郎だからこそ教えられる作家サバイバル術。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

63
なかなかうまくいかない兼業作家の人生を自虐的に描いた、この著書の自伝的小説や、自伝エッセイを愛読したものです。この本は、ホームグラウンドである『本の雑誌』に連載された、30年間の作家人生を語る連載コラムをまとめたもので、娯楽小説界隈の面白いエピソードのかたまり。自作した手書きPOPや、オリジナル軍手、写真つき名刺などの話が、新鮮だった。2023/03/16

kubottar

22
失礼かもしれないが、あまり有名でない小説家さんの暮らしっぷりがわかる。 足を使って営業など、何もやらなかったら自分は消えるだけの小説家だと、冷静に自分を評価してるのはすごい。 2021/09/19

ロマンチッカーnao

17
小説家とライターは両立しない。小説家を目指していて、途中でライターの仕事をバイト感覚でもすると戻ってこれなくなる。小説家と会うと自分の話しをする。ライターと会うとめっちゃ自分の話はしないで聞き上手。同じ隠し事でも全く違うものらしい。なるほど。作家は、一冊書いてから二冊目がしんどい。ほとんどの人はそこで消えていく。しかし、作家を自営業と考えれば、初期投資もその後も投資はほとんどいらないのがいい。しかし、勉強になりました。2021/09/17

くさてる

16
TwitterのRTでよく流れてきた作家講座のつぶやきが面白くて手に取りました。作品は未読で申し訳ないながら、ベストセラー作家ではない、でも専業作家のリアルが感じられる内容で興味深く読みました。当たり前の話ながら、作家として生きていくためには読んでもらう、小説を買ってもらうということはとても大事なことなんだ。そのための努力は地道で生々しいけれど、結果として実を結ぶ。それは作家という職業に限らないことなのかもしれないけれど。良かったです。2021/10/23

kitten

15
図書館本。なかなかインパクトのあるタイトルと表紙だ。イラストとかいらんぜ。ゴチックででかでかと書いてやる、といったところか。申し訳ないが、この作者のことは知らなかった。歴史、ミステリ作家だと私の興味の外だから仕方ないのかな。Youtubeで小説講座を配信しているらしい。具体的な内容はそんなになかったけど、心構えとか、懐具合とかは面白い。売れる作家と人気作家はイコールではない、と。動画をみてみようかな。ここからデビューしてる人がなぜか多いらしい。コツは「手取り足取り教えないこと」2021/11/16

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