内容説明
幸せは蜜蜂が運んでくれる。
苦労人の養蜂家イヴァンと蜜薬師の花嫁アニャのもとに、新しい家族がやってきた──!?
イヴァンとアニャ、ふたりの結婚を賭けて蒔かれた蕎麦の種は見事に芽吹き、アニャはようやく結婚を受け入れた。家族となったアニャとマクシミリニャンに、山暮らしの知恵や山の養蜂技術を教えてもらいながら、イヴァンの山暮らしはますます充実していく。
そんなある日、山の麓にある村マーウリッツァに向かったイヴァンとアニャは、お世話になっている草木染め職人の老婦人、ツヴェートが倒れているのを発見して…!?
苦労人な養蜂家と蜜薬師の新妻が、幸せいっぱいに送る山の日々。自然の恵みいっぱいの食卓に心がはずむ癒しの新婚物語、完結巻!
4万字大ボリュームの書き下ろし番外編収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
引き続き働き者な家族を愛でることができる下巻です。Youtubeで李子柒さんやアゼルバイジャンのCountry Life Vlogを楽しんでいる自分には、淡々としているけれどとっても楽しいお話でした。絵も可愛い♡2025/03/16
しましまこ
18
不憫な青年は可愛いお嫁さんと優しいお義父様のおかげで幸せに。お義父様のパンが食べたいよ。2022/06/12
よっしー
5
上下巻読んだ。イヴァンとアニャ家族にはもうずっと幸せでいて欲しい!そして挿絵が素晴らしいですね。お義父様の過去とかをもう少し読んでみたい気も…。2022/11/16
オノなコマキ
4
下巻。特に大きな事件が起こるわけではないが…(いや、熊襲撃は大事件だが。汗)緩やかに1年を通して生活していく姿が描かれている。ツヴェート様も加わり、楽しい日々が手に取るようにわかる。そして結婚式も素敵だった~!!あと、始終イヴァンのアニャ称えが半端なかった。笑 最後の方では、ついにパン屋か菓子屋か!?となるにゃんにゃんおじさん。(^_^;) もう1冊続きがあるらしいので、追いかけたいと思う。マクシミリニャンの行く末が気になる!←そこか!?笑2024/02/27
ろびん
2
★★★★★心が豊かになる本。2022/01/10