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内容説明
僕たちは、馬場さんが好きで好きでたまらなかった。
プロレス界のレジェンドを、誰よりも深く知る男の35年にわたる、涙と笑いの回想録。
第一章 「ジャイアント馬場」のできるまで
第二章 ドロップキックが時代を変えた
第三章 全日本プロレスのボスとして
第四章 多芸多才の人
第五章 巡業の旅は、東へ西へ
第六章 強き妻・馬場元子さん
第七章 いまは、懐かしい人たち
第八章 さようなら、馬場さん
(本書「目次」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロマンチッカーnao
23
いやぁ、感動です。昭和スーパースター、ジャイアント馬場さん。五十二歳の僕にとっては全盛期をしらなくて、現役当時は、すでの本書にあるようにアポぅ〜の時代。激しいプロレスは鶴田、天龍、三沢に任せて、楽しいプロレスをしていました。社長業として、全日本プロレスを作り、現在につながるプロレスを作った歴史にある偉人であることには間違いないですよね。アメリカで行われていたプロレスプロモーターの集会NWA総会でのジャイアント馬場さんの振る舞いは最高ですね。ゆったりと座りみんなが馬場さんに挨拶に来る。目に浮かびますね。2022/03/13
豊平川散歩
10
著者と馬場選手との、長年の付き合いの邂逅録みたいな内容。タイトルから想像した内容とは、ちょっと違った。試合に関する話は少なく、馬場さんの人柄が伝わってくる内容。徹底してそこに触れた本は、過去になかったのではないかと思われる。著者は今病気療養中だそうだが、プロレス界の生き字引のような存在であり、残せる話は残し続けてほしい。2022/07/31
鷹ぼん
10
著者は、国際プロレスアワーの解説者だった。東スポの先輩、山田氏は日テレで全日の解説、櫻井氏はNETで新日の解説。両氏に比べると、あまりしゃべりの上手い印象ではなかったが、本書もそのままの雰囲気(笑)。まあでも、これが門馬さんのキャラであって、決して嫌いではない。さて、G馬場は僕が子供のころはインター二冠王として、視聴率30%を常時稼いでいた超スーパースター。その馬場と入門時から逝去前最後の試合まで、ある時は取材者として、ある時は友として35年にわたって裏も表も見てきた著者だからこその一冊。タイトルも秀逸。2022/02/17
ちょーのすけ
8
5年前だったか、たまたま滞在していた長岡市のホテルで目にした新聞記事で「三条市名誉市民ジャイアント馬場顕彰記念展」開催中を知って三条へ出向いてみれば、地元の英雄の足跡を見に集まった人々の笑顔があふれた素敵な空間だった。晩年のスローモーな馬場さんのイメージが強いけど、会場で見た全盛時の映像でスピーディーな動きに驚き、僕も笑顔にさせられた。スーパースターって、こうだよね。というわけで、何かの期待を持って読んだこの本。あんまり読み応えはなかったな。カバーの写真とそれをはずすと出てくる書籍本体の写真は素晴らしい。2022/01/17
図書館ポイズン
6
昔を思い出して読んでみた。 馬場さんの話しというより、著者の思いで話的でした。 それはそれで楽しめたので良しですが。2024/04/03