日本経済新聞出版<br> カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦

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日本経済新聞出版
カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦

  • 著者名:巽直樹【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2021/10発売)
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  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532324360

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内容説明

気候問題への対応が“経済”の主導権を左右する!
技術・企業から政治力学まで、何がどう変わるのか?
正しく理解するための最先端の状況を整理・解説する。

 「2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指す」ことを宣言した日本。カーボンニュートラルが国際的に注目されるのは、地球温暖化への対応が喫緊の課題であることに加え、その実現への挑戦が、社会経済を大きく変革し、投資を促し、生産性を向上させ、産業構造の大転換と力強い成長を生み出すチャンスにつながると期待されるからだ。いまや120以上の国と地域が「カーボンニュートラル」を目標に動き始め、国際的な潮流が加速している。しかし現実には、技術面はもとより、国益をめぐる国家間の政治的問題、社会の変革など、決して明るい未来を展望できる状況にないことも事実。
 本書は、カーボンニュートラルという、もうひとつのそして最も注目すべき「新しい日常」の全体像をザックリと把握し、現在何が起こっているのか、課題は何か、2050年に向けて今後どのようなことが起こり得るのか、ビジネスにはどのような影響があるのかを、これまでの脱炭素政策の動向も踏まえ理解できるようにすることを目指すもの。
 著者は、海外での再エネ発電投資・事業運営、排出権取引などに関わる経産省、環境省のFSに多数関与するほか、国内企業向けに関連のコンサルティングサービスを提供している。

【目次】
第1章 カーボンニュートラルとは何か
第2章 日本におけるカーボンニュートラルの論点
第3章 2030年の現実解と2050年への展望
第4章 脱炭素経営
第5章 テクノロジーによるイノベーション
第6章 投資とファイナンスの進化

目次

はじめに
第1章 カーボンニュートラルとは何か
第2章 日本におけるカーボンニュートラルの論点
第3章 2030年の現実解と2050年への展望
第4章 脱炭素経営
第5章 テクノロジーによるイノベーション
第6章 投資とファイナンスの進化
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
気候問題への対応が経済の主導権を左右する。2050年に向け動きを加速する世界で何がどう変わるのか?最先端の動きを整理して解説した一冊。カーボンニュートラルの全貌を解説しつつ、現在何が起こっているのか、どのようなことが課題となっているのか、2050年に向け今後どんなことが起こり得るのか、ビジネスにどのような影響があるのかを検証していて、急成長しながらも未だ途上国扱いの中国など、世界各国の思惑が入り乱れる中での複雑な構図と、日本の置かれている立ち位置と可能性について、いろいろと考えさせられるものがありました。2021/12/05

メタボン

32
☆☆☆☆★ カーボンニュートラルに関する最新の話題を網羅した良書。TCFD、RE100、scope、GXといったキーワードもバッチリ解説。何よりも押しつけがましくなく、客観的な叙述に好感が持てる。当面この本がカーボンニュートラルのバイブル的な位置づけとなるのではないか。2021/11/28

メタボン

28
☆☆☆☆ 刻々と変化するカーボンニュートラルに関する情勢。昨年出版された本書でも、既に捉え切れていない課題が見えてきた。しかし、基本的な考え方をおさらいする意味でも、折に触れ再読する価値のある本だと感じた。2022/03/14

奈良 楓

19
【良かった】2021年10月著 ● 各国・制度が簡潔に整理された良書と思います。 ● カーボンニュートラルに対する姿勢が中立的。カーボンニュートラル前のめり的には否定的なようで、私は納得がいきました。  ● カーボンプライシングの章があったのはうれしい。入門者にちょうどいいレベルだったと思います。 ● ウクライナ紛争後のその後の情勢を次の本があれば読みたい。 ● 前書きがちょっと長い。2022/09/21

tokkun1002

7
2021年。カーボンニュートラルに対して何が出来るのか。安易かもしれないけれどもガソリン車を減らすのは想像し易い。代わりが電気自動車というのはどうかと思う。火力発電で発生したした二酸化炭素は利用できそう。家庭では、ガスコンロ、石油ストーブあたりか。2021/10/29

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