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内容説明
台湾をめぐって米中が軍事衝突を起こすリスクが高まっている。米中双方の思惑など台湾を取り巻く情勢をわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
53
著者は文化放送ラジオのキャスターのようで、いろいろな分野の著作を大量に出している。そのせいか取材に基づいた分析というよりは、ご自身の考え方を開陳した書。過去のいろいろな取材経験をネタにはしているけど、新しい知見はあまりみられず、危機感をあおり立てるような印象で、文章は読みやすいのだが途中で読むのをやめようかと思った。習近平、トランプ、バイデン人物評価もあるが、その中で冷静な政治家とする蔡英文の評価に関しては結構おもしろかった。米中対立については、もう少しきちんと外交面を押さえた著作を読んでみたい。2021/12/12
金吾
19
台湾のみならず日米中の戦略のさわりについて書いています。深さが無い分イメージアップにはいいのかなと思いました。2025/10/16
紫の煙
11
ジャーナリストが書いたものなので、先日読んだ「中台戦争」と比べて随分読み易い。中国の戦略、台湾の蔡英文総統の「鉄の女」振り、専制君主の習近平、意外にも強気なバイデン、彼らに比べ日本の総理は...年々台湾危機のリスクが高まっていくので、その時我が国はどうするのか。2022/02/05
sakadonohito
8
平凡社には珍しく(偏見)あまり左翼的じゃない内容。中国は武力による解決よりジワジワと既成事実を更新していくやり方を好む。既知の内容ばかりなので特に得るものはなかった。アメリカに頼り切りにならず真面目に安全保障を考えるべきだという意見には賛成だ。2025/09/07
Hatann
8
米中対立における台湾有事に焦点を当てる。習近平政権下の中国が台湾に侵攻する可能性に触れて、国際的枠組を通じて中国の軍事力を封じ込める必要性を語る。中国が台湾を核心的利益として将来的に統一することを歴史的任務と位置付けていることは事実であるが、台湾の政治状況や国際世論の動向を度外視して侵攻に乗り出すほど話は単純ではない。個人的な野望や覇権主義で抽象的に煽るのではなく、中国国内における政治経済状況の現実から政策の優先順位を考慮したいところ。著者の指摘するバイデンが4年でレガシーを残そうとする性急さは危うい。2021/12/29




