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内容説明
２ひきずつくらす“むし”たちが住んでいるのは、“むしマンション”。お出かけから帰る愉快な“むし”たちと「ににんがし！」の楽しい響きで、自然と九九の概念が身につく。漫画家・吉田戦車と「賢くなるパズル」の宮本哲也がおくる、新感覚の算数絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
163
吉田 戦車が絵を描いているので読みました。楽しく学べますが、この絵本だけでは決して九九を覚えられません（笑） https://hon.gakken.jp/book/10205423002021/06/25
aiaimo`olelo
37
お外に出かけていた2匹暮らしの虫さん達が自分のマンションの部屋にそれぞれ帰っていきます。｢ににんがし！｣｢にさんがろく！｣と声を合わせて読みました。 九九表を見て、ママは9の段が好きだな〜数のならび方が美しいから✨と言ったのをきっかけに 1の段から順番に数のならびをじっくりと凝視。結果、息子の好きなのは5の段と9の段！とのこと。偶数の段は数のならびの規則性が見えておもしろいな〜。奇数たちの自由さも興味深いよね〜。 7歳2022/10/01
ほんわか・かめ
17
「さぶろくじゅうはち」を暗記していても、3×6=18と結びついていない、活用できていないという現状を目の当たりにした算数教室主宰の宮本さん。父になったことをきっかけに九九の概念が自然と身につく絵本を作ろうと思われたそうです。身につくかはともかく、吉田戦車の絵が面白くて、小5次男がウケていました(^_^;)〈2021/学研プラス〉2022/12/04
こゆ
13
小3に読み聞かせ。ペアで活動する昆虫が2の段の九九の概念を教えてくれる絵本。親の邪な思惑としては、まだ九九を覚えていなかった一年前に読みたかったけど、普通に絵本としても面白い。謎の昆虫たちはかわいいし、マンションの各階で虫たちがしていることを眺めるのも楽しい。子どもは一応将棋指しの端くれなので、我が家の注目ペアは2階。ずっと将棋を指していて、長考していたり、苦戦の末逆転勝ちしたと思われるのが見ていて楽しかった。2022/05/30
ニャーテン
10
先日読んだ『九九をとなえる王子さま』の前に読みたい、九九入門編といった感じ。2匹のペアの虫たちが、むしマンションの1階～9階の各部屋に帰ってくる度に二の段が絵で視覚化されて、九九の概念がわかりやすくなっている。既に九九全ての段を習ってしまった8歳の息子は余裕綽々で唱えていたが、その意味を本当に理解しているかは怪しいところw『伝染るんです』世代の母は吉田戦車さんの描くシュール匂わす虫ライフを密かに楽しんだ。2023/11/17
