内容説明
義母が強いる縁談に嫌気が差し、実家を飛び出した呉服屋の娘・瑛子。
浅草をさ迷っていると、ひょんなことから美しい京友禅を羽織った不思議な青年・冬真と出会う。
下町の箱屋で働く冬真の紹介で向島へ向かうと、そこは華やかな芸者やその見習いの半玉が身を置く置屋『鬼乃屋』。瑛子は女将の勧めで、半玉の見習い「仕込み」として住み込むことになった。
するとそこへ「鬼が現れた!」と番頭が持ち込む騒動に巻き込まれてしまい――!?
持ち前の着物愛と極度な音痴で挑む、下町謎解きミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
36
継母に粗略に扱われ、望まぬ縁談で関西に行かされそうになった瑛子は家を飛び出した。途中で派手な京友禅の羽織を羽織った若い男にぶつかって…。と、シンデレラ方向に進むかと思ったら花街の置屋で居候をする羽目に。タイトルのわりに大正感がないのは花街だからなのだろうか、あれこれ物足りない気はしたけれど黒猫の黒助(付喪神かどうかは不明)が可愛いから、ま、いいか。2026/07/05
よっしー
23
タイトルが気になったので手に取りました。望まぬ結婚を強いられた主人公が逃げ出し、花街で生活を送ることとなり、そこで持ち込まれた厄介事を解決していくというお話。事件としては面白かったのですが、よく分からぬままに恋愛が進んでいたり、家族の事が宙ぶらりんのままだったり…。スッキリとはいかない読了でした。2023/05/03
虚と紅羽
15
呉服屋の娘が望まぬ結婚をさせられそうになり出奔。行く宛てもなく成り行きで花街に。 大前提として花街である必要性、呉服屋の娘で着物知識が深い設定の必要性がない。どうしてもその設定が必要だという理由もない。ヒーローに拾われる展開からそれこそ街の呉服屋で、って流れで十分であるのに何故花街?ヒロインの設定と舞台設定が上手く結びつかない。 そして全体的に中途半端。ヒーローの能力もわざわざ神聖なものにする必要があるのかとか。結局物取りはどうなったとか。番頭?もどこいったとか。この作品は何処に焦点を当てているんだろう。2022/04/10
悠
8
☆4.8 義母が進める縁談に反発し実家を飛び出した呉服屋の娘・瑛子。美しい京友禅を羽織った不思議な青年・冬真と出会う。 向島…そこは華やかな芸者や見習いの半玉が身を置く置屋《鬼乃屋》瑛子は女将の勧めで“仕込み”として住み込むことに…。 そこに持ち込まれる騒動に巻き込まれていく…瑛子の着物愛が謎を解く・・・?!2026/05/13
夏月
5
面白いんだけど、ツメの甘さも感じる。最後の章は、謎解きほったらかしだし、ちょっと都合良すぎじゃね、だし。瑛子と冬真の関係、瑛子の成長に焦点を当てれば、この先も読みたいなぁ、とは思う2022/08/03
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