内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
世界の主要鉱物180種以上をフルカラーの写真付きで紹介した図鑑です。分類、結晶系、硬度、化学式、色、産地、名前の由来と各鉱物の特徴を掲載。鉱物の化学組成と結晶構造など科学知識も解説。大人も子どもも楽しめます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
99
特に鉱物に趣味はなくても、美しい画像と簡潔な解説を読むだけでも楽しめる一冊。ダイヤモンドもレアメタルもみんな鉱物なのであるなと、勉強になる。終章には鉱物採集の方法とマナー、コレクションの方法まで記されている。ちょっとした貴石の結晶なら1000円程度から購入可能ですし、姫川の河口まで遠征すれば無料で翡翠が…などと意地汚い発想に至るところに六点の汚れが現れているといえよう。自然の新しい美に目を開かれたことであることだよ。2022/08/21
ひねもすのたり
11
鉱物って5000種類ぐらいあるようですが、本書ではその一部を600枚の写真と図版で解説しています。 鉱物と言えば小学校の理科室にあった標本や鉱石ラジオ。鉱物マニアだった宮沢賢治の作品にも様々な鉱物が出てきます。 最近注目されているレアメタル、もちろんダイヤなどの宝石も鉱物です。そのイメージは人それぞれだと思いますが、太古の昔から息を潜めるように地中で鈍い光を放つ鉱物たちは何とも神秘的で魅了されます。 鉱物に特に興味はありませんでしたが、この一冊が手元にあるとそこそこ幸せになれるかも。★４2021/11/26
おかだん
5
とにかく詳しい！辞典として見たら今まで知らないマニアックな石が沢山見れて楽しいけど、石についての学術的なページは地学や鉱物学かじってないと、ちょっとキツイ。難しいし「ここで図とか画像載せてくれたらどんなにかわかりやすいのに！」と何度も溜息。とは言え石好きなら手元にあれば嬉しい一冊なことは確か。図書館本だけど、どうしよう買おうかなぁ。2024/03/07
ある計算円
1
鉱物の美しい挿絵でワクワクできるのはもちろん、私のような素人からすればかなり専門的な解説も添えられており、知識欲が満たされる。似た化学組成別に鉱物が並べられて解説されるので分かりやすい。ただ、情報が多く1度読んで覚えられないのが悲しい。2023/02/04
kaz
1
いろいろな種類の鉱物があることはよくわかるし、アップの写真も興味深いが、ある程度分類等がわかった人でないとピンと来ないのではないか。図書館の内容紹介は『世界の主要鉱物とレアメタル200種超の特徴や性質、生成と産地、用途などを写真とともに解説。また、鉱物にまつわるエピソードや意外な事柄、名前の由来なども紹介する。日本産新鉱物7種類を追加するなどした第２版』。 2022/03/15
