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内容説明
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のんちゃん、大ちゃん、しょうちゃんは、2年2組の仲良し3人組。ある日、同級生のお母さんが亡くなったと知らされ、クラスで黙祷をしたけれど、3人には実感がわかない。その日の帰り道、3人は車にひかれたカエルを見つけた。初めは面白半分でカエルをつついていたが、このカエルはどこへ行って何をしようとしていたのか……と思いをはせるうち、それまで確かにあった命が絶たれることについて知らず知らず考え始めるのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
9
子どもが一生懸命考えてるのがいいなあ。 2018/12/31
遠い日
7
クラスメイトの女の子のお母さんが亡くなったと聞かされた日の帰り道、2年生の男子仲よし3人組は道で轢かれてぺっちゃんこになったひきがえるを見つける。死というものを目の当たりにして思うこと。悼みを覚えたのだ。死んだらどこに行くのか?死ななかったら、何をしたかったのか?と考え合う。子どもたちに向けた死の哲学です。2023/11/01
とりじまカラス
4
死ぬとはどういうことなのか。 それを子ども向けにわかりやすく描いています。 ギャグシーンを挟むことでただの小難しい話にはせず、子どもと一緒に感じて考えることを大切にしている本でした。2019/02/25
ぞうはは
3
低学年に命を考えるきっかけをくれる本。どんな年齢でも死に直面する可能性はあり、小さいから見せない、では済まない場面もある。受け止めきれない時はそれを認め、無理強いせず、でも避けさせることもせずに淡々と事実を見せることは必要なのでは。2019/01/21
菊蔵
3
図書館の新刊のところにあった。(娘が初めて好きになった児童書の挿絵画家が武田美穂さんだったので表紙がぱっと目についた)読んでみて予想と違う内容に少々戸惑いつつ、ちょっと距離をもった、それでも「身近」に起きた「死」を改めて考える子供たちの様子が割合自然で、そんなに深くも分別臭くも教訓じみてもいないところが逆に、リアリティがあるかなあと感じる。娘は最近おろしたサンダルで踵に靴擦れを起こし難儀したばかりだったので、靴擦れの描写に深く頷いていたものの、この本の主旨とは遠い気が…でもそういう読み方もまた良し。2018/07/06