子育ての常識から自由になるレッスン――おかあさんのミカタ

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子育ての常識から自由になるレッスン――おかあさんのミカタ

  • 著者名:高石恭子【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 世界思想社(2021/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784790717560

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内容説明

「母とはこうあるべき」という「常識」がおかあさんたちの心を縛りつけている。大切なのは、育てる側の心が自由で生き生きとしていること。社会の、そして母親自身の「おかあさんのミカタ」を解きほぐし、別れを見すえた親子関係を考える。

目次

はじめに 「子育ては楽しい」のワナ
新米おかあさんの経験
第1章 赤ちゃんとの出会い――おかあさんもまた「生まれる」
第2章 おっぱいのしもべ?――近づきすぎるとそれしか見えない
第3章 イヤイヤ期の到来――勝ってはいけない闘い
第4章 三歳まではなぜ大切か――「三つ子の魂」に刻まれていること
第5章 おむつは布か紙か――忠告をふるいにかける
頑張らない子育て
第6章 母親だけではできないヒトの子育て――おとうさんを同志に
第7章 「私が」頑張ってもうまくいかない――子育てはチームで
第8章 きょうだいを育てる――葛藤がきたえる絆
第9章 負の感情との付きあい方――「話す」ことで「離す」
第10章 距離という劇薬――ほどよい母親でいるために
▼こころを解き放つ
第11章 内なる子ども・内なる母――こころの声に耳をすます
第12章 罪悪感という友だちと別れるコツ――負の因果関係にとらわれない
第13章 「別れ」のレッスン――寂しさと誇らしさと
第14章 子育てのゴール――ひとりでいられる力を育む
第15章 育てあげの風景――自分の人生を生きる
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりたまご

7
「子育て=楽しい」というイメージに対する違和感と反発。もちろん、子育てには楽しい事もあるが、単純にそう言い切れない苦労もある。「個」を重んじる欧米思想と、集団を重んじる日本的思想とのダブルバインド。「私が頑張れ(我慢すれ)ば皆が幸せになる」という信念。こういった常識がお母さんを苦しめる。助言や情報は「正しいかどうか」ではなく「今の自分にとって役に立つかどうか」で選択しても良い。子育てはチームで行う。子どもが豊かな時間を生きられるようになるためには、お母さん自身も一人でいられる時間を備えていることが必要。2021/07/19

れいれい

2
友達から出産祝いに頂いたもの。洗濯機を回している間に一気読み。まだ母親になって日が浅いけれど、少し気持ちが楽になれた、ありがたい本。2021/07/25

アキヒコ|おさるのジョージ研究室

0
子育てを楽しまなくてはいけない、というせんにゅうかんはすてる。楽をすることは悪いことではない。2022/02/05

さゆちゃん

0
冒頭から、激しく同意! コロナ禍で初めての出産を経験した身としては、えっ、育児ってこんなに大変なの?楽しくない!と思うこともあり辛かった、、。多くの妊婦さんや出産後のママによんでほしい。2021/09/20

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