内容説明
「母とはこうあるべき」という「常識」がおかあさんたちの心を縛りつけている。大切なのは、育てる側の心が自由で生き生きとしていること。社会の、そして母親自身の「おかあさんのミカタ」を解きほぐし、別れを見すえた親子関係を考える。
目次
はじめに 「子育ては楽しい」のワナ
新米おかあさんの経験
第1章 赤ちゃんとの出会い――おかあさんもまた「生まれる」
第2章 おっぱいのしもべ?――近づきすぎるとそれしか見えない
第3章 イヤイヤ期の到来――勝ってはいけない闘い
第4章 三歳まではなぜ大切か――「三つ子の魂」に刻まれていること
第5章 おむつは布か紙か――忠告をふるいにかける
頑張らない子育て
第6章 母親だけではできないヒトの子育て――おとうさんを同志に
第7章 「私が」頑張ってもうまくいかない――子育てはチームで
第8章 きょうだいを育てる――葛藤がきたえる絆
第9章 負の感情との付きあい方――「話す」ことで「離す」
第10章 距離という劇薬――ほどよい母親でいるために
▼こころを解き放つ
第11章 内なる子ども・内なる母――こころの声に耳をすます
第12章 罪悪感という友だちと別れるコツ――負の因果関係にとらわれない
第13章 「別れ」のレッスン――寂しさと誇らしさと
第14章 子育てのゴール――ひとりでいられる力を育む
第15章 育てあげの風景――自分の人生を生きる
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のりたまご
7
「子育て=楽しい」というイメージに対する違和感と反発。もちろん、子育てには楽しい事もあるが、単純にそう言い切れない苦労もある。「個」を重んじる欧米思想と、集団を重んじる日本的思想とのダブルバインド。「私が頑張れ(我慢すれ)ば皆が幸せになる」という信念。こういった常識がお母さんを苦しめる。助言や情報は「正しいかどうか」ではなく「今の自分にとって役に立つかどうか」で選択しても良い。子育てはチームで行う。子どもが豊かな時間を生きられるようになるためには、お母さん自身も一人でいられる時間を備えていることが必要。2021/07/19
れいれい
2
友達から出産祝いに頂いたもの。洗濯機を回している間に一気読み。まだ母親になって日が浅いけれど、少し気持ちが楽になれた、ありがたい本。2021/07/25
tomoz
1
★★★☆☆日頃から子育てエッセイや育児漫画を読み漁ったいるのもあってか、「子育ての常識から自由になる」と謳うほど目新しさを感じる内容ではなかった。ただ「母親になる前の自分を喪失した寂しさや戸惑い」という一文に、自分が気づかずに抱いていた感情を言語化してもらった気持ちに。望んで親になり、無事生まれてきてくれて本当に嬉しいし、子どもを産んだことに後悔なんて全くない。でも、産む前の身軽さは戻ってこないこと、母親ではない自分にはもう戻れないことにひっそりと寂しさを感じていたことに気付けてよかった。2024/09/16
くにまつ
0
自己効力感(私がうまくやれば何とかなるという感覚)の高い親ほど、子供の能力が低いという意外な研究結果が紹介されていた。子供は、親が頑張ればコントロールできるというものではない。子供の成長においては負の部分も出てくるが、それをすべて親の育て方の結果(因果)と捉えるのではなく、周囲の環境や出会いなどといった「縁起」で捉えるのが良いという事が書かれていた。良い本だった。2024/09/09
アキヒコ|おさるのジョージ研究室
0
子育てを楽しまなくてはいけない、というせんにゅうかんはすてる。楽をすることは悪いことではない。2022/02/05
-
- 電子書籍
- 脇役の私が妻になりました【タテヨミ】第…
-
- 電子書籍
- 私を探さないで34 NETCOMICS
-
- 電子書籍
- 走れ!ウンコオー6 RUN! UNKO…
-
- 電子書籍
- 悪役令嬢らしく、攻略対象を服従させます…
-
- 電子書籍
- セックス依存症になりました。 分冊版 …




