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内容説明
現在のロシア連邦がソビエト連邦であった時代、国家の壁に阻まれて苦悩するバレエダンサーたちの姿を目の当たりにし、バレリーナとしても人としても成長していくノンナ。一流バレリーナを目指すノンナの到達する地平とは?
数多くの貴重なカラー原稿、カラーポスターなどを完全再現。名作バレエ漫画の完全版、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
30
第二部ではカリンという同性愛者が登場するが、山岸凉子はこれを「ストーリー上のテクニックの一つ」と証言している。確かにカリンは、トリックスターのような役割に過ぎない。彼女の存在は思わせぶりで、ゆえに読者のページを捲る力にはなっているが、バレエの本質からズレてしまった感がなきにしもあらず。ともあれ、少女漫画にバレエというジャンルを見事に復活させた山岸の功績は大きい。(つづく)2022/03/19
エル・トポ
9
ノンナがコンクールで「シルフィード」を音楽なしで踊る場面を読みたくなって、再読。羽生結弦SharePracticeのラストに著作権料の問題から音楽なしで滑った「ホワイト・レジェンド」の動画に音を被せてくれた方がいましたが、コンマ1秒違わずに曲に合っていて、改めて驚いた。このシーンを思い出しました。ノンナの成長を助けたのがレズビアンのピアニストだという設定が凄い。よくこの時代のメジャーな雑誌が許したなあ。担当の編集さんも凄かった。2022/08/13
たにしぃ
2
アツイ2017/08/01