内容説明
ベストセラー「アサーション・トレーニング」シリーズ第3弾。アサーションを学び、自己表現に関する基礎的な知識が身についたとしても、自分の気持や感情をきちんと把握し率直に表現するのは簡単なことではありません。感情をうまく表現できず人から誤解されることがある、感情を持てあまし人間関係が煩わしくなることがある、相手に気を使ってつい自分を抑えてしまう、そんな人にぜひ手に取って頂きたい一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
49
アサーションコミュニケーションという言葉をこの本で初めて知った。海外と日本とはでは、自己主張の高低がだいぶ違うのでイメージがつきにくく、まだまだ不十分だと感じたがアサーションの意味だけはなんとなく知ったかな?アサーションとは、自分の気持ちや感情、意見などを正直にまた状況に応じて適切に表現する意見。決して一方的な自己主張ではなく相手の気持ちを配慮し相手の言い分を傾聴して自分を表現するとのこと。(´・д・`)へー2021/07/04
カッパ
16
私はこの考えと出会ってから少しずつ我慢をやめた。気持ちや思いを伝えるようになった。すごく辛い職場のパワハラの時期から少しずつ取り組んだ。苦手な人がやめたけどその後も取り組み続けてる。トレーニングものってる。答えが知りたくなってしまうのが少し悩みだ。2016/11/25
keint
7
アサーションを感情表現に重点を当てて解説している。病院でも演習で他人を褒めるということをやって難しく感じたが、その点もちゃんと言及されている。怒りに対する対処など役に立つ記述も多いが、これらを実践するのはなかなか難しいため、少しずつ日々の言動に反映していくしかないだろう2020/06/28
ichigomonogatari
1
「ねばならない」思考に囚われ、他人を断罪してきた。家族には無条件に愛されるべきだと信じてきた。気持ちを正直に表さず、遠回しに周りの人を支配しようとしてきた。そんな自分にとって、この本はバイブルとなるのかも。他人を尊重出来れば、自分も自分をこころから大切にできる気がする。2017/07/06
かずさ
1
人にどうすれば自分の意思を伝えやすくなるかという本。コミュ力不足の根底(自尊心の低さや認知の歪みなど)と向き合いながら取り組んで行かないと、ということを自覚するだけでもこれを読んだ意味はあった。2015/11/09