作家と酒

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作家と酒

  • ISBN:9784582747133

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内容説明

酒呑みへ捧ぐ、作家と酒をめぐる44編!昭和の文豪や現代の人気作家による、 酒にまつわるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

51
様々な作家のお酒にまつわるアンソロジー。自分は下戸なのでお酒で酔う楽しみは分かりません。でも、飲めたらきっと色々楽しいのかもしれないと思いました。もしお酒を飲めるなら酒癖だけは気を付けたいものです。2024/03/30

ネギっ子gen

39
「二分法的に」:あらゆる酒好きの人間は、酒について書いた文章を好んで読む者とそれ以外の者に分れる。が、違ふ読み方もあるのぢやなからうか。あらゆる酒好きの人間は、『アル中本』を好んで読む者とそれ以外の者に分れる。せつかく酒を好む癖に、酒を“どん底”まで極めた先人の文章を愉しまない人びとがゐる。ああ、何とかはいさうなことだ。さういふ連中は今夜もまた、若山牧水や吉田健一を読みながら酒を呑んでゐるに相違ない。勿体無いやうな気がする。ねえ、さうではないでせうか。例へば、『今夜、すべてのバーで』を読みながら、1杯。⇒2021/12/29

かずぼう

35
酒を止めたくなりました。特に赤塚不二夫と野坂昭如の対談、1杯だけ呑めと迫る赤塚に野坂は拒絶。酒を1杯でも呑んだら、もう止まらない、コントロール出来ず際限なく呑んでしまうアルコール依存性の恐怖。例外はあるが、酒豪といわれている作家も50前後で亡くなられている気がする。お酒とは上手に付き合っていきたい。2022/03/03

Tanaka9999

20
2021年発行、平凡社の本。44編。酒にまつわるエッセイ集。結構多くが故人。当たり前かもしれないが酒飲みのエッセイが多い。特に戦前から戦中、昭和中期までの人物のものは結構飲みすぎな話ばかり。あとは戦争直前から戦中の酒の話。個人的には酒は好きだがあまり飲まない。時間とお金がないのもあるが、はまると怖いかなと感じているから。でも酒の話を見るのはそんなに嫌ではない。2021/11/10

くさてる

19
題名通り、酒に関する作家のエッセイを集めたアンソロジー。昭和の作家ばかりで、どこか懐かしくのんきな雰囲気があって楽しめました。2021/10/23

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