天然生活の本<br> 猫と生きる。

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天然生活の本
猫と生きる。

  • 著者名:猫沢エミ
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 特価 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 扶桑社(2021/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784594089177

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内容説明

猫沢エミとパリに渡った一匹の猫の物語。
8年ぶり、待望の復刊。わらかな再生と新たな運命の出逢い・別れを加筆した心震える増補改訂版。

初版『猫と生きる』から8年の月日が経ち、猫沢エミも猫たちも生き物として成長した。そのひとつの集大成が、運命の猫・イオとの出逢いから別れまでに享受した“愛と命の教え”だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

94
読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。 やはり私も、読友さんと同じように、読んでいる間ずっと涙ポロポロ状態でした。 著者の猫沢エミさんが娘と呼ぶ二人の猫、ピキとイオ。どちらの猫との出会いも心穏やかに読めるようなものではありませんでしたが、猫沢さんの愛する者を守ろうとする姿が心に沁みてきます。猫沢さんと愛猫たちとの間の濃密な信頼関係と愛に溢れた日々に、自分が見送った愛おしい存在との日々が胸の中で重なって号泣.... 愛しい小さな生き物たちの命の価値についてあらためて考えさせられます。2022/05/27

miww

66
読友さん達のレビューで手に取り、号泣覚悟で読みましたがやっぱり読んでいる間ずっとボロボロ‥。猫沢さんが保護した4匹の猫達との暮らしと看取りのお話。自分の力ではどうしようもない猫達の運命、優しい人との出会い、彼らが人に与えてくれる癒しと強さ、優しさ、そして避けては通れない別れ。その全てが詰まった素晴らしい作品でした。生まれて間もなく命を落とす子、病に侵されながら命を全うする子、一つ一つの『命』についてとても考えさせられた。『猫と生きる』と言うタイトルが相応しい猫沢さんの愛が溢れる作品でした。2022/07/04

ぽてち

45
タイトルに偽りなし。第1章から第3章まではミュージシャン、文筆家などの肩書きを持つ猫沢さんの活動と、常に共にいた愛猫ピキとの記録である。第4章からはピキを亡くした後出会った2匹の猫ピガとユピのその後と、新宿で保護したイオとの短いが濃密な日々が描かれる。本書は2013年に発売された同タイトルの復刻版で、第4章は丸々追加されたものらしい。ぼくは2年前に母を、昨年秋にピノ(猫)を亡くした。本書を読みながらいろいろなことを思い出し号泣した。2022/03/10

楽駿@新潮部

37
品川図書館本。読み友さんのレビューを見て、直ぐ。図書館に予約した。その本が、ちょうど、ねこまつり期間に読む事ができて良かった。頭で解っていても、猫の命は人のそれより、はるかに短い。それを恐れて過ごすか、今ある時を愛おしむか、選ぶのは共に生きる飼い主だ。ましてや、もう、助かる見込みのない病に倒れた時、どこまでを一緒に生き、どこで命の線引きをするのかは、神でない人の身では、永遠の迷いだろう。苦しませたくはない。けれど、本猫が生きようとしているうちは、できるだけ、応援したい。全ての猫飼いさんにお薦め!2022/02/17

こまり

32
生ゴミと一緒にビニール袋の口を紐でぐるぐる巻にされた中に捨てられた生まれたての子ネコを偶然見つけて助け出し、一緒にパリにまで行ったピキとの暮らしと別れ、そしてその後の新たな猫たちとの出会いと別れが心に染みる。新宿の路地で餓死寸前の老猫を連れ帰り先住猫たちと共に暮らし始める。その命を守ろうとする真剣な姿勢に感動する。その猫はその後治らないガンになり、最後の最後苦しむ前に安楽死を選ぶ。それを選択するまでの葛藤が苦しいほどわかる。ただ可愛がるのではない、猫愛、生き物愛、命への向き合い方に共感した。泣いた😿2021/12/08

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