自ら歴史を貶める日本人【新装版】

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自ら歴史を貶める日本人【新装版】

  • ISBN:9784198653484

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内容説明

世界の悪意を見なければ歴史は理解できない!
歴史戦というかたちで次の戦争はすでに始まっている!!


先ごろ亡くなった半藤一利氏の『昭和史』を始めとする現代史本がブームだ。
しかし、いかにももっともらしいその歴史観は、GHQの占領政策と中国のプロパガンダによって、大きく歪められたものにすぎない。
先の大戦は日本の防衛戦争であったのに、侵略戦争とされて、日本悪玉・連合国善玉という善悪二元論で歴史がいまもまことしやかに語られている。
従軍慰安婦問題や南京事件が何度も蒸し返されるのは、中韓の宣伝戦に日本が負けていることに加えて、捏造された歴史に日本人自身が騙されているからではないのか。
本書では西尾氏を中心として歴史研究の専門家たちが、世界史のレベルから日本の近現代史を徹底的に見直し、いまだ世にはびこるトンデモ史観を痛烈に批判する。

世界史のなかで必死に生きた日本の姿こそが歴史の真実

私たちがこの本を通じて読者の皆様にぜひとも認識を改めてもらいたいと願っているのは近代日本の戦争の評価ということです。
それは公認の歴史教科書に書かれていることとは逆であります。先の大戦争は日本が主導して起こした戦争ではなく、日本は無理やりとも言っていいような状態で戦争に巻き込まれたということが現実の姿です。
日本は国家以前のような中国に介入するべきではなかったけれども、西洋の宗教戦争とも本来は無関係でした。
しかしあの時代には孤立を守っていることなどできなかった。世界に背を向けていれば、間違いなく日本民族とその列島は列強の餌食になったことでしょう。われわれの先人たちは必死に生きたのです。
(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

44
9年前に刊行された同名書籍の新装版。偶々本書の内容が、この夏読了した加藤陽子さんや半藤一利さん、また北岡伸一さんの著作の批判に充てられていて、偶然の必然のような思いで読む。要は日本の近現代史、ことに戦争の歴史に焦点を当て、その歴史記述の正否を問うているのだが、当然ながら批判に次ぐ批判と言うことになる。ポイントを一つ挙げれば、「日本の歴史と国際社会の動きは切り離せない」と言うことになるだろう。今までにも多くの近現代史の本を読んできたのだが、その多くが、戦争があたかも日本一国の動きで引き起こされたという記述→2021/09/29

tomo

10
☆☆☆ 加藤陽子って、菅元首相の学術会議任命拒否の一人なのかぁ。左翼思想家でかなりヤバイ人ですね。たいして考えもせず、「戦争ができる国になる憲法9条改正はんた〜い」とか「昔の日本人は、悪かったよね」とか(昔の)日本人を批判してる私って、ちょっとクール(⁉︎)。シュッとしてるから、マジメそうだから、いや見た目で判断するのでなくて…マスコミも偽善者に迎合するだけでなくて。北岡伸一も相当酷い。一般受けするような肩書き尻目に、あなたは何人ですか。※昭和初期の状況を知らないと、理解するのが難しい…2023/05/08

Go Extreme

2
捻じ曲げられた近現代史:日本民族の精神的な死 ノモンハン事件 日露戦争はイギリスの代理戦争 ワシントン体制 日米戦争は宗教戦争だった:善悪二元論・宗教国家アメリカ 正義は神の正義 水戸学・会沢正志 加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は青少年有害図書:歴史事実に関する無知無理解 GHQ史観 半藤一利『昭和史』は紙芝居だ:海軍の戦争 シナ統一 山本五十六の大罪 北岡伸一『日中歴史共同研究』は国辱ハレンチの報告書:政治の下僕  日中歴史共同研究における中国人学者の嘘とデタラメ:プロパガンダの史実化2021/11/16

ひろただでござる

0
学校で教わる内容や巷に溢れる情報を鵜呑みにするとそうなってしまうなぁ…日本国や日本人を貶めたとしても正しいことをしている(と思っている)ので恥ずかしいとかは感じないていない…どころか「どやっ?」とか思っているのかもしれん。2022/02/17

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