地域批評シリーズ<br> これでいいのか山口県

個数:1
紙書籍版価格
¥1,078
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

地域批評シリーズ
これでいいのか山口県

  • ISBN:9784896379020

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

山口県民は自尊心が強い。
そうした気質を人々に芽生えさせ、かつ山口の地をドラスティックに変えたのは明治維新である。
近代日本の立役者となったのは「薩長土肥」の4藩とされるが、なかでも長州藩は新政府内で重要な役割を果たし、薩摩藩と共に主導的な立場に就いた。
そのときから築き上げた「長州閥」と言われる政治勢力は厳然たる力を持ち続け、山口は多くの人材を政治の場に送り込んだ。
そんなわけで山口県民は「自分たちが日本を動かしてきた」という意識を持つに至ったが、維新の原動力となったかつての革新的気風はどこへやら、今や国内屈指の保守県と生まれ変わった。
そしてその保守的で中央志向の気風は、山口県衰退の要因にもなっている。

本書ではそんな理想と現実のはざまで揺れる山口県の実情と問題点を探っていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジンベエ親分

38
私はバイク乗りのご多分に漏れず「端っこ好き」である(笑) 本州の北の端である青森県をこよなく愛し、でも気づけば西の端である山口県も思いのほか訪れた回数は多い。その山口が抱える問題を遠慮なくぶった斬った本。うーむ、岩国が広島じゃなく山口県なのは初めて知ったが(恥)、確かに下関、宇部、長門、萩と印象深い都市をいくつも抱えるにしては核になるイメージがない地域だなぁ。本書を読んでその疑問が氷解した。津和野も山口だと思ってた(恥) バイクで行ったのは角島の橋ができる前だし、今年か来年あたり、またじっくり旅したいな。2019/08/15

りんふぁ

4
昨年宇部に移住。半年過ぎて、「?」と感じるものの答え満載というか、ちょい笑えた。いいとこも多いよ、とフォローしてみたり。少なくとも宇部は住みやすいです。2020/01/15

おい

3
よく特徴を掴んでいる。紙面を稼ぐ為か、ダブった内容の箇所はあるが、まあ許せる程度。 ★★★2019/10/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13919599
  • ご注意事項