内容説明
アナベルは聖女である。
人々を癒やすための「神聖力」が減少してしまった「役立たず」だったが。
力を失ったアナベルは、教会のため、そして自らの借金のため金持ちの成り上がり貴族と結婚させられることに。
せめて思い出を作りたいと思ったアナベルは花祭りで偶然出会った聖騎士に告白する。
その思い出を胸にしたくもない結婚を受け入れたはずが――突然教会にやってきた聖騎士――リュカは言う。
「アナベル嬢。どうか私と結婚してください」
「………………は?」
いきなりプロポーズされ戸惑うが、
さらに驚きの事実が判明する。
「なんで聖騎士が呪われてるんですか!?」
「これには事情がありまして……。不本意ですが呪われてしまいました」
神聖力を失った聖女は、愛の力で聖騎士の呪いを解けるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hangyovin
4
KU。Web既読。 ヒロインが潔い男前で、スッキリした善い作品。 基本的にToo mach…なテンプレ展開が少な目なので、個人的にはありがたいですw 書き下ろしはあるものの、もうちょい欲しかったな~というのが正直な 感想笑笑。 王子くんが幸せになれるかも?ネタがあったら良かったが、ページ数的に無理で残念。2024/05/24
由貴
4
拝金主義な教会、借金のため商人に売り飛ばされる…というなかなか悲惨な始まりで胸糞悪い展開がありそうだとちょっと警戒していたけれど、そんなことはなくて安心して読めた。テンポがいいし、主人公のアナベルが逞しくて見ていて面白い。最後は全て丸く収まってハッピーエンドだったので読後感も爽やかだった2022/10/10
ヴァル西野
3
コミックから。ヒロインの性格は非常に愉快。というか、最後のアレ、「聖紋」と言い張っているが、入れ墨ですよね。ヒロインの背中にある聖紋は、多分龍の形をしています。2022/07/13
くまくま
2
たくましい聖女2022/02/21
suzueionsen
1
リュカがアナベルに惹かれたのって、「元平民のピンクブロンドの男爵令嬢」みたいなもんかな?2022/04/05