内容説明
「聞く」ことと「話す」ことは、学力の基本です。とくに小学生のあいだは、勉強の基礎は授業中の先生の話を聞くことによってつくられますし、話すことができなければ、ものごとを理解していないと見なされてしまいます。実際、そうした状態が続くと、本当にものごとを理解できない子になっていってしまうことが多いのです。しかし近年、それらの能力に欠けた子どもが増えています。このことは、学力の面だけでなく、仲間や友だちづくりも苦手な子になってしまうことにつながります。本書は、「聞く力」と「話す力」を身につけるためには、どのようなことを親と子どもがするべきなのかを、丁寧に解説しています。「友だちをつくる話し方を身につける」「人の話を聞く態度を身につけよう」「質問力をつける」「意見を言う、挨拶する、発表する」の4章立て。わが子のコミュニケーション力がミルミル伸びる例文・例題が豊富に詰まった「使える」一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KURENAI-XJAPAN
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【話す力を身につける基本は人の話をきちんと聞く事】会話が続かなかったり、うまく話せないなど悩んでいる時はこの本をお勧めします。原因、解決策が丁寧に記載されています。私は今まで自分の自慢話や相手の言った事に対してあれはダメだなど批判的な事だらけでした。こういう人は会話も壊滅、相手に嫌われるパターンだそうです。今の私自身がそうなってます。親が子供に教えるテキストとしても使えます。今後は①話を膨らませる②状況を察する③思いやり④会話のポイントを抑えるこの4つに重点をおいて会話を意識していきたいです。2018/02/13
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