ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち

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ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち

  • ISBN:9784863135130

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内容説明

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人類 vs AI。バイデン、マクロン、ラスムセンら世界の要人に助言を与えてきた著者が書き下ろす、あらゆる情報が信用できなくなる未来。

AI技術の進歩により、行ったこともない場所で、やっていないことをやり、言っていないことを言っている、ニセの動画を作れるようになった。腐敗した政治家や悪質な国家、テロリスト、犯罪者が用いれば、「ディープフェイク」は民主主義と個人の自由を脅かす新たな武器となる。そして世界中の情報が、危険で信用できない「インフォカリプス」の状態になる。本書は、国際的な政治とテクノロジーに関するアドバイザーとして活躍するニーナ・シックによる、未来への鋭い警告だ。

目次

はじめに 世界はニセ情報であふれている
第1章 ディープフェイクはポルノから始まった
第2章 ロシアが見せる匠の技
第3章 米国が占う西側諸国の未来
第4章 翻弄される発展途上国の市民
第5章 犯罪の武器になる野放しのディープフェイク
第6章 世界を震撼させる新型コロナウイルス
第7章 まだ、希望はある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ズー

20
えー!そうだったの???ってことだらけ。もう何も信じられなくなっちゃう😂でも知ることはとても大切。トランプは前からクソと思ってたけど、あの国そこまであれだったの?とか。日本のことはほとんど触れてなかったけど、最近サイバー部門できたもののどうなんすかね。あと、ディープフェイクポルノほぼ女性が動画に加工されているという事実。これだよ…最低!色々許せないことだらけ。絶対に騙されないぞ👁2021/11/05

Gemi

13
人類vsAI。ハリウッド映画でこすられすぎた構図。ディープフェイクとは、AIを使用し悪意をもって偽情報や誤情報として使われる合成メディアのこと。私の記憶で残っているのはオバマ元大統領が話している動画だ。本物か偽物が分からないクオリティ。恐ろしい時代になっている。インフォメーションとアポカリプスを組み合わせたインフォカリプスという造語。情報世界の終焉。確かにネットワークのメリットは当たり前に使っているが、デメリットの方は事件を起こしているのが事実。それが国レベルになるとなんとも世界の崩壊を危惧してしまう。2021/11/13

スプリント

12
ディープフェイクの映像を見たことがありますが本当に見分けがつかないです。 人は見たいと思う願望で錯視する傾向がありますが、これは見たくない・信じたくない映像を事実と勘違いさせるだけの影響力をもっています。社会が荒れる予感。。。2022/04/03

きょん

5
戦時中は飛行機からビラを撒いていた情報作戦が、今では精巧な情報システムにより行われている。ディープフェイクを世に知らしめた立役者はドナルド・トランプかも知れないが、それよりもっと前からロシアによる情報操作が仕掛けられていた事実に戦慄した。情報操作のみで自らは手を下さず各国間の関係を悪化させ、世界中を混乱に陥れることができる。そしてすでにそれは日常的に行われている。特に動画、つまり映像と音声を人は本物だと信じやすい、という点は納得。ネットに溢れる誤情報に惑わされず、メディアリテラシーを身につけることが肝要。2021/12/09

ココアにんにく

4
様々な事例を読むと、チープフェイクでさえ馬鹿げた噂がエスカレートし拡散されるのが現状です。ディープフェイクが加われば、どれほど重大な出来事に発展するかを考えると恐ろしいです。犯罪者だけでなく、国家や独裁者が使うとなると…その事例が多く書かれていた。本書が出版されて3年GTP4o が出たばかり。AI技術はさらに発展し日常生活では欠かせません。なので当時と違い、音声や動画が改ざんできるのが当たり前と認識を持つようになりました。また、7章のニュースの正確な情報のためのブラウザーの拡張機能なども最近よく聞きます。2024/05/15

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