内容説明
〈代案があります!〉野党の主張に耳を傾けるインタビュー集
アベノミクスであなたは豊かになりましたか?
なぜ賃金がずっとあがらないままなのでしょうか?
日本はなぜ景気が浮上しないのでしょうか?
――野党の経済政策の達人たちが、その疑問に答えます。
【本書でお話ししてくださった方々】
■立憲民主党………江田憲司氏、落合貴之氏
■日本共産党……………大門実紀史氏
■日本維新の会……浅田均氏、藤田文武氏
■国民民主党………大塚耕平氏
■社会民主党……………大椿ゆうこ氏
■れいわ新選組……北村イタル氏
■旧NHKから国民を守る党……浜田聡氏
■亀井静香氏
大多数の国民が普通に暮らせる国には、健全な政治が必要です。
消費税を下げ、所得税、法人税等の歪みを直せば、財源は作れます。
そして健全な財政出動をすれば、日本は暮らしやすい国に生まれ変わります。
方法は様々だけれど、緊縮財政が必要、財政健全化は必須の声に惑わされてはいけません。
先が見通せれば、私たちの財布の紐も緩みます。そうすれば必然的に景気は上がっていくのです。
本書は希望の経済学への招待だ――宮台真司さん
これで景気は良くなる! 間違いない――長井秀和さん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
入道雲
9
日本の経済をどうするのか?が主なテーマだが、各党の有識議員に対して同じ質問で問うている点はとても参考になり、選挙前にこういった切り口の報道や討論が盛んになって欲しい。特定業界や企業に有利な構造的問題への対処。それから、投票率が上がらず自民党に白紙委任した結果が今の種々の政治問題や五輪腐敗や特定宗教との関係にも繋がっており、政治の改革も急務だが期待薄。各党から有識議員が大臣になるような仕組みが必要では。2022/09/11
belalugosi6997
7
【激奨】国民に告ぐ本著を読破し、来たるべく参議院選挙に備えよ!昨今「入れる所(政党)がない」嘆く同志を目にする。勿論、全てが己の思想信条と一致することは有り得ず優先順位として何を争点にするのかが重要になる。私の場合は経済だ。積極財政であり、「不況・失業・貧困は政府の失政」を解消してくれる事を切に願う。緊縮VS積極財政の議論は決着がつき。次なるステージは「幾ら出すのか?」が争点になる。停滞経済と雇用の悪化・不安定(非正規化)は消費税と社会保障費である。争点は減税と負担減免の可処分所得の増大である。ベスト著書2021/11/17
pudonsha
2
書かれている内容には賛同できるが、本当に政権をとったときに実現できるのかが疑問。2022/01/26