創元推理文庫<br> 寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた

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創元推理文庫
寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた

  • ISBN:9784488294090

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内容説明

エリンガム事件を調べていたフェントンが、自宅の火事で死亡した。二酸化炭素中毒で死んだハイエス、地下道に閉じ込められたエリー、焼死したフェントン。どれも一見事故だが、スティヴィは納得していなかった。80年前の事件の2人の犠牲者、そして行方不明のアリス。何か決まったパターンがあるはずだ。だがそんな折、アカデミーに嵐が迫る。生徒はすべて退去を命じられるが、思惑のあるスティヴィたちは勝手に居残った。天才少女探偵は過去と現在の謎を解き明かすことができるのか? 寄宿学校を舞台にしたミステリ三部作、ついに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naoko Takemoto

13
天才女子高生探偵がポアロになったらこういう感じ、という印象で終わった。この程度の謎でよくもここまで引っぱったな、と冷めた読後感であった。時間の無駄とまでは言わないが、読み切ったのは意地もあった。2021/12/06

あっこ

7
最初は、少女探偵が学校で起きる様々な難事件を解決していく、風な感じかと思って読み始めたのですが、全然違いましたね^^;3冊かけて、一つの事件の謎を追っていく、という。つまりとっても長かったけど、おもしろかったです。誘拐された億万長者の妻と娘、妻は遺体で見つかり、娘アリスは行方不明……最後の方まで、アリスの生死がわからなかったり、アリスの出生の秘密が明らかになったりと、飽きない工夫があって年末年始、存分に楽しめました! どうでもいいことだけど、エドワード・キングって、絶対トランプがモデルだよね(笑)??2023/01/05

みゆき

7
面白かった。読後感はいわゆる青春物と似ているがあの爽やかなほろ苦さはない。また、タイトルに天才探偵とあるが、これが主人公を指すなら、天才というより努力でなったと思うので、少し違和感がある。この三部作の独特の雰囲気がこの作品だけたのか、他に書いてもそうなのか気になるので、ぜひ他のも翻訳してほしい。2021/10/31

そぐう

6
やっと終わった。ちょっとくどかったなぁというのが正直な感想。探偵の卵なのでしょうがないが、謎が解けるのが遅くて早く犯人だけ知りたいから早く推理して!って思った。 でも読み終わったら全体的な雰囲気とか、学園のミステリーとか好きな要素がいっぱい詰まってて読んで良かった。2022/01/27

一柳すず子

6
三部作の終わり。1930年の事件も解決したけど、個性的な生徒たちが何人も死んだのは残念だった。古風な学園を舞台にうまく現代の学園ものになっていたのが面白かった。2021/12/11

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