内容説明
著者はメチャメチャに散らかったキッチンを見て、まるで自分の心と同じだと告白する。
床に落ちたガラスの破片で足を切りながらも、子どもを安全なところに移す……。
そして浴室で泣きだしたらとまらなくなり、「私に必要だったのは涙だったんだ。つらい気持ちを吐き出す涙だったんだ」と気づく。
泣きたいときに泣ける秘密の場所をもつこと。
人のつまらない言葉は聞き流すこと。
SNSと距離を置くこと、たまにはひとりで映画を見に行くこと。
少しずつの積み重ねで、自分の人生は取り戻せる。
完璧でなくても大丈夫。
「良い妻」「良いママ」にならなきゃという強迫観念を捨てよう。
いつも周りのために頑張って、ほったらかしにしていた自分自身に、あたたかい言葉をかけてあげよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペコー
7
読了。とても読みやすい本だった。この著者の人は育児をしていて私はしていないため共感できる箇所は少なかったが、素敵な言葉が多かった。2023/02/26
Rinarnation
2
この手のエッセイはたくさん読んだので、そんなに期待していませんでしたが、これは良い。言葉のチョイスも長年物書きをしている作者だからこそ紡ぎ出せるし、一つひとつの内容が短いのでサクッと読めます。ママ目線の内容が多かったですが、その中の一言に励まされる。この本は手元に置いて勇気が欲しくなったらページを開きます。2021/11/03
IWE
1
よく知らずに読んだらママさんのための本だった。子供がいても好きに生きていいんだよ、って励ます内容だったけど、結構ネガティブ思考というか生きづらそうでママになったらこんな気持ちになっちゃうのか…と辛かった。誰も頼らない強さがたくましくて、でも少し寂しく見えちゃうのだけど、こういうことを周りに言われることが余計に著者にとっては息苦しいことなんだろうなとは思う。お気に入りのフレーズ→「今、多数派の人と違う方向に行きたいなら、つまらない言葉に傷つかない練習が必要。」2021/10/15
くまを
0
エッセイは久しぶりでした。 著者は韓国だけど共感出来る事ばかり。 感想上手くなくてごめんなさい(๑•﹏•๑)2024/02/01