角川ビーンズ文庫 レッド・アドミラル 潜入捜査は戦乱の幕開け

著者名：栗原ちひろ【著者】/榊空也【イラスト】

KADOKAWA（2021/10発売）

• ISBN：9784044514150

内容説明

実力が認められ、副艦長に昇進したロディア。そんなレーン号の新たな任務は、艦長・ランセと犬猿の仲であるコーツ艦長との共闘だった!!　次々と襲いかかるトラブルの末、ロディアは敵地に潜入捜査に向かうのだが!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[秋製]

ロディアが乗る船レーン号は、幽霊船といわれている。6人の士官がいるのだが、彼女を除く5人は旧神と無理やり契約を交わされ、その能力を使える者達。”死者”だからだ。死者といっても、形式上の話。今回は敵国が崇めるアルモニア神の意思を知り、それを阻止する為にロディアがアルモニア神の寵愛を受けるアスファル帝国の第七皇子ザーヒルを誘拐するという任を受け敵国のハーレムに潜り込む話。

2013/03/04

[紅羽]

シリーズ二作目。ロディアもランセも潔いほどさっぱりした性格なので、クセがなくサクサク読めますね。二人は恋よりも相棒とか同士という関係が自然な感じです。今回はハーレム潜入編でしたが、ロディアのドレス姿が綺麗でした。男性のように凛々しく、女性のように美しい。両方の魅了を備えた格好良いヒロインですね。さて、物語はいよいよ戦争へと傾き始め、今後レーン号はどうなるのでしょうか。

2013/03/08

[まりもん]

潜入先で本名を名乗るのはどうなんだろうか？

2011/04/17

[にき]

（売）今回も、ロディアが実に男前。ロディアとランセの、特に意識せずな告白しあいとかも良し。内容もこれでもかー！と盛り沢山な展開で楽しかったです…ドクトゥス号と仲良く？船を走らせてる時は、まさかハーレム潜入大作戦なんてのが待っていようとは思いもよりませんでしたよー。

2011/11/22

[棗]

ロディアが男前すぎてエピソード毎に惚れ直しました。押し倒されたりハレムに潜入したりと、普通ならいかにもなドッキドキ色艶イベントに発展しそうな場面が、なぜか全部カッコよく収まるミステリー…。だがそこがよい！と思います。

2010/10/15