内容説明
24時間マラソンが舞台。レースが進むにつれ、明らかになる選手の真実の姿、コースに現れる謎の影など、怪しい空気が漂い……
一昼夜走る過酷なレース。コースに現れたのは……
24時間で、走った距離を競う耐久マラソンレースは過酷なもの。参加ランナー達は、それぞれの覚悟や想いを抱きスタートしていった。コースとなる公園には、出るという噂があり、真夜中になる頃、怪しさが漂いはじめる。そこに現れたのは、もう二度と会えないと思っていた人だった……。本格ランナーの著者が描く、不思議で切ない感動ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolgang1957
45
初読みのマラソンランナー作家さんでした。無謀な麻友ちゃんに象徴されるように、そしてプロローグらしきA スタートにも出てくる「…、若いっていいわねえ」の言葉通りのお話やと、おっさんは羨ましく読みました。中には悲しい出来事もあるけど、みんな仲良くなって微笑ましい😄24時間も走り続けるのは想像できませんねぇ、学生時代には48時間麻雀はやりましたが、最後のほうは自分に回ってくる僅かな間に寝てましたもんねぇ😂いやそんなアホな話ではなく、健康的なほのぼのした青春小説でした😀2021/12/11