角川文庫<br> 警視庁アウトサイダー

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角川文庫
警視庁アウトサイダー

  • 著者名:加藤実秋【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2021/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041112335

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内容説明

警視庁桜町中央署刑事課のエース刑事・蓮見光輔は、本庁の組織犯罪対策第四課から異動してきた架川英児とコンビを組むことに。風貌も言動もまるでヤクザの架川に桜町中央署のメンバーが困惑する中、所轄内で幼稚園児の息子を持つ主婦が殺害される事件が発生。ママ友のグループの聞き込みを開始する。架川は「あの佐々木ってのが組長で、江藤が若頭で……」とグループを分析、「抗争状態にある」別のママ友グループの存在を探り当てる。結果を出してマル暴に返り咲きたい架川の型破りな捜査手法に振り回される光輔だったが、協力して事件解決にあたるうちに少しずつ打ち解けていく。
しかしそんな中、架川は、知人である兵庫県警の刑事の情報で光輔が他人になりすましているという重大な秘密を知り、「ばらされたくなければ、今後も俺がマル暴に復帰するための点数稼ぎに協力しろ」と光輔に迫る。仕方なくこれを受け入れた光輔だったが、胸中では「あんたが俺を利用するなら、俺もあんたのマル暴人脈と経験を利用してやる」と決意。こうして、一つの秘密と二つの野望を抱えた凸凹刑事バディの捜査が始まった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

98
ドラマを見て最初の頃の背景が良く分からなかったので原作を手に取った、どうしてもドラマの配役で読んでしまうが、濱田岳君がイケメン?とちょっと思ってしまった、だいたいの流れや犯人は分かっているけど、原作とは違う部分もあり面白かった、まだ犯人も出てこないので続きを読まなくては、ドラマの方も続きがあると嬉しい。2023/03/17

タイ子

98
加藤さんの警察小説だから軽めの感じかなと思いきや、主人公2人の刑事の背負ってるものが重くてなかなか面白いシリーズになりそうです。警視庁所轄のエース刑事・蓮見の元に相棒となるおかしなおっさん刑事・架川がやってきた。見るからに極道刑事。何やらやらかしてマル暴から左遷されたらしいが、蓮見の過去を調べ上げ共に協力関係を築こうと。事件を捜査する中で、どうやら2人は監察から捜査対象になっていることに気づく。警察内部の足の引っ張り合い、醜い内紛が2人の刑事にどう関係してくるのか。エース刑事と極道刑事コンビの先が楽しみ!2021/09/28

64
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/01/post-202a21.html シリーズもので、結構延々と続く予感が……。2023/01/11

坂城 弥生

56
ワケあり同士のコンビ。面白かったです。2022/03/03

ハゲおやじ

50
久しぶりの作者。メゾンド・ポリスを読破していたので、そんな感じかなぁと読み始めると共通していたのは 架川のキャラクターくらいだった。蓮見の目的へのしたたかさには驚く(って実際には無いよね)。架川と蓮見がコンビ(バディって言うのかな)を組んでの事件が数件と裏で暗躍するラスボス?の動きをスパイ若井を交えて進んで行く。でも、決着が着く訳では無かった(続くって事ね)。色々と不明な点が多いから次作で わかるのかなぁ。次 どうしよう…。2022/09/03

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