角川ホラー文庫<br> 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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角川ホラー文庫
恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

  • ISBN:9784041118801

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内容説明

ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

H!deking

89
このシーズンにピッタリな恐怖をテーマにしたベストセレクションですね。ハズレ無しのアンソロジーでした。夢兄のはぐれ者の死はやっぱり名作ですね。何度読んでも面白い!2023/09/04

ままこ

89
8編のミステリ度の高いホラーアンソロジー。恒川さん「ニョラ穴」タイトルから奇怪。服部さん人形の怪異『雛』、坂東さん「正月女」この因習恐ろしすぎる。どちらも狂った想いからくる執着心が怖しい。宇佐美さん「夏休みのケイカク」背筋が凍るどんでん返し。小林さん「人獣細工」マッドサイエンスホラー。平山さん「或るはぐれ者の死」理不尽さが際立ち、一番怖かった。どの作品も戦慄のラストが待っている…。2022/09/02

こら

80
待ってましたのベストセレクション第二弾。豪華作家陣がドドン!8作品とも名に恥じない名品揃いでしたが、個人的には、小松左京「骨」、坂東眞砂子「正月女」、小林泰三「人獣細工」がお気に入り。小林作品はあまり読んだ事なかったけど、この生理的嫌悪感を齎す作風は好み。あとがきによれば、『再生』が好評だったので、今作刊行に繋がったとの事。これは第三弾が待ち遠しい!2022/05/05

ドアラ竜の壁

80
角川ホラー文庫ベストセレクション第2弾。坂東眞砂子さんの「正月女」と服部まゆみさんの「雛」が派手ではないゾクゾクする怖さが良かった。小林泰三さんの「人獣細工」は安定の面白さ。改めて小林さんが早逝されたことが残念で仕方がない。2022/01/15

ひさか

80
恐怖省83年1号竹本健治:恐怖、小説新潮72年3月号小松左京:骨、KADOKAWA17年9月刊角の生えた帽子宇佐美まこと:夏休みのケイカク、角川文庫94年10月刊かなわぬ想い惨劇で祝う五つの記念日坂東眞砂子:正月女、服部まゆみ:雛、幽vol.013/10年7月恒川光太郎:ニョラ穴、携帯読書サイト07年11月配信平山夢明:或るはぐれ者の死、角川書店97年6月刊小林泰三:人獣細工、の8つの短篇を21年9月角川ホラー文庫から刊行。朝宮さんのチョイスが秀逸。twitterで募集した最恐ホラー短篇の成果です。2021/12/30

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