内容説明
伯爵家の次女・シルヴィアは、飽きっぽい姉のイザベラが捨てたおさがりを大切に使っていた。ある日姉は、婚約者まで飽きたと言い出す。「辺境伯様の顔にも飽きちゃったし、田舎暮らしって嫌ですわ」このままだと両家に迷惑がかかると思ったシルヴィアは、姉の身代わりとして若き辺境伯フェルナンドの婚約者になることに。お姉様は嫌だと言っていたけれど、フェルナンド様は素敵だし、辺境伯領は緑が多くてとってもキレイ。こんなところでのんびり過ごせるなら最高です!姉の捨てた物を直していた再生魔法で山の主を救い、『辺境の聖女』と慕われはじめたシルヴィア。そこに「妹が婚約者を奪った」とイザベラが泣きついた、怒れる王子がやってきて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ruruco
5
なんだろう。作文?ストーリーの羅列?めちゃくちゃ読みにくかった。お話的には再生魔法という万能パワーを持った聖女の妹が彼女に嫉妬した姉から身代わりにされたりねたまれたりというよくあるパターンなのだけれど、全然妹に同情できなかった。意地悪されても聖女的心の広さからかけろっとしているヒロイン、かわいげなさすぎ。最初行動無茶苦茶じゃないと思った姉の方がまだ共感できた。続きも購入済なので読むつもりだけど、時間かかりそう。2022/06/19
kinta
3
出てくるキャラクターが全部、どこかで交わらないので、なぜか全員が胡散臭くなっている、という話ww。常識と非常識を全部行ったり来たりした感覚がする。でもヒロインも婚約者も全員常識的ではないんだなあ…。淡々としている物語に誤魔化されそうになりますが、結構トンデモ作品かもしれない。2022/07/01
史
3
2011年刊行ではなく2021年刊行!? ご冗談でしょう!? と、一蹴したいほどの、これこそweb小説だなあと思うような話。目が肥えてきた時代になりつつある中でこの柔らかすぎる文章と展開は厳しいものがある。ただ中盤以降の姉妹の関係性は良いなと思えたので、なんでしょうかなあ、作者の今後に期待ということで。だけどやっぱり2020年代にこの形式はなあ……。2022/02/09
mawoquita☆
2
ネット読み★2022/11/12
菊地
2
キャラクターの立ち位置の変化・変節が激しく、展開が強引だし。僕の好みには合わない。イマイチでした。2022/07/29