講談社の創作絵本<br> ふゆねこ

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講談社の創作絵本
ふゆねこ

  • ISBN:9784061324480

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内容説明

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四季ねこ えほん 冬

雪のふる日にやってきた、まっしろい訪問者
お母さんを亡くしたばかりのちさとのもとに、ある日、ももいろのマフラーをした猫がやってきて……。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

118
お母さんを亡くした女の子のもとへ、編み物の上手な猫がやってくるお話。素晴らしい絵本。読んで良かった。ルソーとシャガールを足して二で割ったような絵が私の好みに合っていた。その上に繊細な優しさを感じる絵だ。冬の寒いときに、人の手を握って、そのぬくみにほっとする時のような温かさのある内容だと思う。亡くなったお母さんの優しさが伝わってくる結末の出来事に、救われた気持ちになった。2016/11/18

miww

97
大好きなお母さんを亡くしたちさとの前に現れたふゆねこ。彼女はちさとのお母さんに頼まれて編みかけの手袋を仕上げに来てくれたのでした。そしてお母さんがいない、はじめてのお誕生日。ちさとはお母さんからのとっても素敵なプレゼントをもらいます。これを残したお母さんの気持ちに涙があふれる。猫が伝えてくれるお母さんの深い愛情。ちさとはこれからお母さんの想いの詰まった白ねこと一緒に過ごすんですもの、きっと前を向いて歩いて行けます。絵も文章もかわいくてあたたかいお話でした。2016/12/03

ふう

85
お母さんのいなくなった家はどんなに寂しくて、心はどんなに悲しいでしょう。幼い子どもを残して旅立ったお母さんは、どんなに切なかったでしょう。でも、静かに見回すと、家の中のあちらこちらにお母さんのやさしさが残されていて、心の中にも温かい思い出がいっぱい。悲しいけど、お母さんのそんな愛情があなたを包んでいることをを忘れないでと、白いねこが伝えに来てくれたようでした。 読友さんの感想を読んで図書館で探した本。前に借りた人の伝票がはさんでありました。どんな子が借りて、どんな気持ちで読んだのかな。2016/11/30

♪みどりpiyopiyo♪

84
雪のふる日にやってきた、雪のようにまっしろな訪問者。■わーん こんなお話だったのかー。身近な人とのお別れを経験した子に寄り添うようなお話でした。その人はここへ戻ってくることは出来ないのだときちんと伝えつつ、心はつながっていること、そして 周りの人々も心を寄せてくれていることを、柔らかな優しいお話で伝えます。■思わぬプレゼントに にっこりほほえむ ちさとちゃんなのでした (ღ′◡‵)(2010年)2016/12/28

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

80
猫と少女の不思議な出逢いをテーマにした『四季ねこえほんシリーズ』の一冊だそうです。哀しくて、でもほっこりと暖かい物語でした。ある冬のはじまり、お母さんが亡くなったちさとは、毎晩夜空の星の中にお母さんの姿を探していました。そんなある日、「お母さんに頼まれてやってきました」と、ちさとの家を訪れたのは、雪のように真っ白な猫。名前を〈ふゆねこ〉と名乗りました。ある用事を済ませると、ふゆねこは雪の中を帰っていきました。そして、お母さんがいない初めての誕生日……。別れなきゃいけないのは悲しいけど、ずっと想っているよ。2014/12/14

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