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内容説明
◆吉野家の牛丼の値付け戦略のねらいとは? なぜコンビニは日本で定着したのか? なぜコストコは会員制なのか? なぜユニクロとニトリは流行るのか? なぜサントリーはセサミンをネットで販売したのか? なぜ業界1位の企業をひっくり返すのが難しいのか? ドトールとスターバックスの違いの理由は?
◆ビジネス界を代表する人々との豊富な接点をもち、企業の動向に詳しい伊藤元重教授が、価格、マーケティング、流通、競争、戦略、消費などをめぐる企業の豊富な事例をもとに、価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、行動経済学、産業組織論などのミクロ経済学の基本コンセプトがどう応用されているのか、また、応用できるのか、やさしく、たっぷりと解説します。ビジネスの現場で日々起こっている興味深い現象の背後にある理屈が手に取るようにわかります。知的刺激を得られること間違いなしです。
◆ビジネスの世界での事例をミクロ経済学の素材として提供することで、より血の通った経済学を学ぶことができる本です。また同時に、経済学の考え方を利用して、ビジネスの世界への関心を一層深めることのできる本です。
目次
序章 ビジネス・エコノミクスへの招待
Part1 マーケットを知る
第1章 価格に始まり、価格に終わる
第2章 流通からビジネスを考える
第3章 変わる市場のあり方
第4章 市場を理解することがビジネスにつながる
Part2 ビジネスはゲームだ
第5章 ゲーム理論が視野を広げる
第6章 インセンティブとは何か――逆選択とモラルハザード
第7章 行動経済学とビジネス
Part3 産業組織論からの考察
第8章 戦略をより深く理解する
第9章 イノベーションがすべてを変える



