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内容説明
日本サッカーが世界の成長スピードに追い付くために
常勝軍団にあるものは何なのか。
世界のサッカーと日本のサッカー、根本的な「違い」とは?
選手を躍動させるための「言葉遣い」とは?
ハーフスペース、偽サイドバックの有効性と大きな罠……
東京五輪、日本代表、若い日本人選手のビッグクラブ移籍。日本サッカーの潮目が変わりはじめた。
なぜ日本サッカーは成長を始めたのか。そこにあるのは「サッカーの原則」を体感した選手たちの増加だ。
しかし、「体感」だけでは成長の勢いは止まる。
本書はそこにある秘密を体系化し実践的なキーワードに落とし込む。
日本サッカー界、屈指の理論家であり、上武大学サッカー部監督の岩政大樹が、「サッカーの原則」「頭の回し方」「言語化と非言語化」をキーワードに、明快に示すその指針。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はとむぎ
16
サッカーについてのprinciple。原則を理解した上で、選手個々の判断と能力があり、結果がある。監督は原則を上手く根付かせ、判断は選手に任せる。サッカー本なんだけど、どんなことにも通じる抽象度が高い本でした。ためになりました。ありがとうございます。2022/05/08
Mark X Japan
9
今シーズン開幕戦を見れば、監督代行としての手腕を感じました。5レーンなどの流行り利言葉で、選手の判断を妨げないのは、さすがです。鹿島アントラーズ向きの指導者です。著者が、次のワールドカップの日本代表監督かもしれないと思った一冊です。☆:4.52022/02/23
Kim
2
サッカーは点を決めること、試合に勝つことが目的ですが、その中で各瞬間の現象や事象の中で自分の能力を踏まえて判断すること、そのための共通原則を言語で伝えることは仕事でも同じくらい重要かもしれない。2021/10/31
km.
1
前半はロシアワールドカップで負けた「ロストフの14秒」を題材に、図入りのフォーメーション解説は非常にわかりやすかったが、後半は言葉だけによる動きの説明になり素人にはイメージしにくいところも多かった。でも、著者の言ってるテーマは正論だと感じ事ができる。つまりまず、原則をもとにプレーしたか?その上で、判断はどうだったか?どこを間違ったのか?という話ができなければならないと言う。なるほど。でも、これって、サッカーに限った話じゃなくて日常生活にも通じる話。逆にサッカーが原則ベースという方が新しい気づき2022/12/25
tuppo
1
これまでちょいちょいと集めてきたサッカー知識の点が一気に線になって繋がるようなすごくいい時間だった。実際ピッチで何が起こっているのだという繰り返し現れる軸が新鮮だ。全部面白かったけれど特にこの二つ。「判断は選手の特権である」「常に近くと遠くの選択肢を持つ」2022/02/11