内容説明
宇宙には「第二の地球」といえるような生命を宿す天体はあるのでしょうか? 火星や木星の衛星エウロパ,土星の衛星タイタン…,さらに太陽系の外にある系外惑星に生命のいる可能性について考えます.最新の宇宙望遠鏡や惑星探査の成果を盛り込んだ,夢が広がる惑星科学入門です※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
この本の内容┴1 天文学の歴史 地球は動いている?┴天文学の歴史のはじまり┴地球の周りを星が回っている?┴天動説から地動説へ┴人間は世界の中心ではなかった!┴広がりつづける宇宙観┴まとめ┴2 太陽系内に生命を探す┴太陽系内で生命を探すべき4つの場所┴火星はかつて水の惑星だった?┴火星はいまも水を隠し持っている?┴木星の衛星エウロパの内部には海がある?┴土星の衛星タイタンにはメタンの雨が降っている?┴噴水する天体エンケラドス┴まとめ┴3 太陽系外に生命を探す┴太陽系の外の世界┴太陽系外惑星の発見┴系外惑星ってどうやって探すの?┴銀河系内に地球型惑星を探す┴天の川に浮かぶ無数の地球たち┴発見された「第2の地球」候補たち┴まとめ┴おわりに 読者のみなさんへの宿題┴図の説明┴関連書籍/関連サイトと関連施設
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんこ
9
私はあると思ってます。ただ、それを発見するのはめちゃくちゃ難しいんでしょうね。太陽系外に惑星を初めて発見したのが1995年。そこから、ケプラー宇宙望遠鏡の活躍により数千もの系外惑星が発見され、水が液体で存在できるハビタブルゾーンにある惑星も複数発見されています。そこに、たとえ微生物でも存在してほしい。中学生向けの本なので、これを読んだ誰かが将来宇宙で大発見してくれるのを期待します。2024/02/18
lovemys
7
とても分かりやすく宇宙や太陽系、系外惑星のことが書かれている。わくわくしてきて、是非とも宇宙を研究したくなる。簡単でサラリと面白い。2022/07/07
そーすけ
2
339*近い将来、地球外生命体が発見されるかもしれませんね!2021/12/25
takao
2
ふむ2021/07/01
BluesGilimeno
0
系外惑星が5000近く見つかっていて、地球型惑星も多数見つかっている。ハビタブルゾーンにある地球型惑星もある。恒星のタイプが太陽と違うので、地球のような環境が実現しているかはわからない。このペースで行くと、太陽と同じタイプの恒星の周りのハビタブルゾーンにある地球型惑星も、見つかるのかもしれない。その場合、どのようにして生命がいるかを確認するか。惑星の存在を特定するのも至難の業。交信するにも時間がかかる。高度な文明は短い時間で滅びてしまう、と言う説がただしければ、交信できる頃には滅びているか。2022/09/11