2050年のジャーナリスト

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2050年のジャーナリスト

  • 著者名:下山進
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 毎日新聞出版(2021/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620327013

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内容説明

話題となった『2050年のメディア』が通史とすれば、こちらは列伝。激動するメディア界の中で生きる人々の哀しみと情熱を直接取材によって鮮やかに描く。

目次

はじめに
1 ニューヨーク・タイムズ 社員数激減の衝撃
2 河北新報報道部長の「それから」
3 コロナ禍の『ペスト』
4 秋田魁新報の挑戦
5 追い詰めたJRの『暴君』
6 「Zoom」米国横断取材
7 半年先を読み駒をおけ
8 アフター・コロナにメディアはどうなるのか?
9 脱広告、非接触のメディアが生き残る
10 点と点をつなげ!
11 白石一文のデビュー作、第三の結末
12 縦割りを越えろ
13 柳田邦男は語る。私も絵本に救われた。
14 数字を人生に変える
15 特攻作戦を拒否した指揮官に倣え
16 岐路にたつ科学ジャーナル
17 秋田魁vs.慶應SFC生
18 北海道の小さな新聞社がのぞむ「なつぞら」
19 NHKの「新しい公共」
20 radikoを成功させた孤高の天才エンジニア
21 米大手出版社はバイデン本を用意しない
22 「ナタの大久保」日本テレビV字回復の秘密
23 SNSから現場を特定する
24 『新潟日報』最後の角栄番
25 リテラリー・エージェント 出版界の黒子が輝く時
26 沢木耕太郎と中島敦
27 NYTと静岡新聞 イノベーションリポート 何が違うのか
28 映画『はりぼて』 敏腕キャスターはなぜ辞めたのか
29 「次」を生むテーマ持て
30 ホームレスとなっても編むことが私を救った
31 沢木耕太郎の「私」 猪瀬直樹の「公」
32 未来の需要を感じ取れ 伝説の書籍営業マン
33 ノーベル化学賞受賞 ダウドナ博士と私
34 神は細部にやどる
35 貨幣の不思議 MMT理論を考える
36 LGBT報道 地方紙だからこそ挑む
37 バイデン政権下で右派メディアが急伸する
38 読売「人生案内」が切り開いた長い道
39 部数を伸ばし続ける唯一の週刊誌 英『エコノミスト』の秘密
40 船橋洋一は考える シンクタンクとジャーナリズム
41 オリンピック中止 第三波の今こそこの問題に向き合え
42 「伝説の検察記者」は記者クラブに所属せず
43 旧メディアは90年代の金融業の時代にいる
44 テーマを変える
45 笠井信輔の矜持 僕はしゃべるためにがんになった
46 2040年の成毛眞
47 瀬戸内海をのぞむ地方紙の夕刊、その135年の生涯
48 ワシントン・ポスト紙、伝説の編集局長の引退
49 人質交渉人はパイプをくわえる
50 英『エコノミスト』デジタル戦略担当に聞く
51 Podcast新番組はワクチンの地政学
52 変わることで持続する
53 科学とメディア 死命を決するデータベースの力
54 韓国映画『野球少女』 静岡新聞オーナーへのレッスン
55 五輪開催か否か NHKは正面から論じた
56 11億ドルの損失を『告白』した金融マンの「それから」
57 読売月1企画「あれから」 その切れ味の陰に一人の女性編集者
58 違う分野をつなげる。ある物理学者、「ユーレカ!」の瞬間
59 ワクチン接種率0・6% それでも五輪を強行するのか?
60 新潟日報、夕刊の後。芸妓をとりあげる「大人」のメディア
61 五輪の経済効果はもともとない。衝撃の英名門大論文
62 萩尾望都と竹宮惠子 ふたりの自伝を読む
63 竹宮惠子と萩尾望都 ふたりの自伝を読む
64 匿名の路上生活者に顔と人生があたえられし時
65 常盤平団地の一室から渋谷のバス停へ
66 2050年のジャーナリスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tecchan

1
激動するメディアを描く第2巻。地方で頑張っているメディアやジャーナリスト、外国のメディアの新しい試みなどを紹介し、衰退する我が国のメディア再興の道を探る。2025/03/17

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2021年9月初版。初出。66作の内64作は「サンデー毎日」2020年3月15日号~2021年6月27日号、あとは「週刊東洋経済」2020年6月13日号と「Journalism」2021年7月号。著作は文藝春秋でノンフィクションの編集者をつとめた人。メディア論者。2021/10/25

Yonowaaru

0
下山さんの文章は本当に読みやすいなぁー 主張ははっきりしていて、広告と新聞、不動産と新聞の蜜月は終わったという。ただそれを解説するための事例がともかく豊富で、様々な業界の人に会いに行っては寄り道を楽しんでいる生き様を感じさせる。新聞もいよいよDXし、IT化するのみならずビジネスモデルもこのごろ前にもまして変革が喫緊の課題。そのうち仕事をすることあるのかなぁー。。2022/09/29

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