内容説明
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透明水彩で描く、花と植物の細密画。
下描きから彩色までの詳細な解説は、ピーマンとガーベラで。
人気のバラはもちろん、スイセンやユリなどの園芸種、
野草、果実、多肉植物の描き方も紹介。
画材や筆の扱い方や、基本テクニックから学べます。
また、ボタニカルアートの基本は植物を正しく記録すること。
植物の器官の名称など、
植物そのものについての知識を得るためのページも。
使用する絵の具は15色。
何度も塗り重ねることで、あらゆる色彩を表現します。
ポイントは陰影を見分けること。
陰影を塗り分けることで立体感や質感が再現されます。
どんなタイミングで何色を重ねるのか、
それぞれの作例ごとに解説していますので、
水彩画を描いている方も、そうでない方にも、
ご活用いただける内容です。
小林英成/著
1956年北海道生まれ。和光大学芸術学科卒業後、スペインバルセロナ市にあるカタルーニャ州立製本美術学校に留学。帰国後、88年よりボタニカルアートを始める。現在はカルチャースクールなどで講師を務める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
新刊コーナーから娘さんが表紙借り。娘さんはピーマンの絵にくぎ付け。「オカンみたいに美大に行きたいな」というので固まってしまいました。絵を描き始めたら何もかも忘れてしまうようなことなんて一度もない人なのに…。私のびっくりした顔を見て、娘さん「わかってる、そんなに絵描くの好きじゃないよ!」ですって。え~…。2021/12/28
へへろ~本舗
2
先日、ボタニカルアート展を観て、どうやって描くのかと思っての図書館からの借り本。これ「はじめての」「細密画初心者でも描ける」ってあるけど…嘘だろ〜。描くプロセスが書いてあっても自分には無理と…。でも美しいです。2024/10/21
シフ子
2
昨年秋に買ってあった本。庭で育てた花をずっと見ていたい!との思いからスケッチしたことがあるが、未完のまま。プロの技を知りたく買ったがあまりにハードルが未だ実践せず。しかし見事としか言いようがない美しい細密画。ただ絵画の技術だけでなく、花の要素例えば萼片・花弁や、葉の種類、単葉・複葉など植物を深く知るきっかけになる。少しずつじっくり取り組みたい。2023/02/07
月と星
2
★★★★下絵の精密さ。難しい。見ているだけでも美しくて満足する。2021/11/19
kaz
0
ものにもよるが、よくここまで写真のように描けるものだと感心。図書館の内容紹介は『バラ、ガーベラ、アジサイから野の花、多肉植物まで、ボタニカルアートの制作方法を紹介。細密画初心者でも描けるよう、プロセス写真を交えてわかりやすく解説する。水彩の基本テクニック、Q&Aなども掲載』。2021/12/28