内容説明
ワシのところに攻めてこい
いつでも受けて立つ!
どんな大きな組織であろうと
この三河には一歩も入れさせん!
老舗組織や愚連隊…
かつて東海地方はヤクザがひしめく激戦地だった。
互いに争いを続けていては
関東や関西の巨大組織の進出を許すだけ。
そこに地元組織の大同団結を訴えて
立ち上がった男がいた!
のちに平井一家八代目を継承する
河澄政照である。
なぜ彼は我が身を捨てて
巨大組織と闘い続けたのか、
そして地元に尽くそうとしたのかーー
そんな鮮烈な生涯を丹念な取材のもとに再現した
実録任 小説
序章 任 浪漫の士
第一章 虚無と無頼
第二章 吾妻屋殴り込み事件
第三章 浅野大介射殺さる!
第四章 豊橋抗争勃発
第五章 平井一家八代目継承
第六章 霹靂の兇弾