内容説明
ダーウィンがその著書『種の起源』の最後に記した自然の風景がある。それは、さまざまな種類の草花が生え、その上で虫が飛び回っているという、誰もが子どもの頃からよく知っている身近な自然である。そして、動物と植物が複雑に絡み合って維持される生態と、それが進化によって生まれてきたということの普遍性をある種の荘厳さをもって謳いあげている。本書は、この“古くからなじみ深い”動物と植物の相互作用をフィールドで紐解いていくための“現代”の調査研究の方法を包括的にまとめたものである。
目次
第1章 動物‐植物相互作用研究への誘い
第2章 トラップや動力を利用した昆虫採集法
第3章 林冠の昆虫‐植物における相互作用の調査法
第4章 群集の記述と評価の方法
第5章 さまざまな生物間相互作用とその調査法
第6章 地球温暖化が植食性昆虫に与える影響の調査法
第7章 進化を調べる
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