数学史 - 数学5000年の歩み

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数学史 - 数学5000年の歩み

  • 著者名:中村滋/室井和男
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 共立出版(2021/09発売)
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  • ISBN:9784320110953

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内容説明

古代エジプトの数学から近代・現代の数学まで、壮大な数学の歩みを分かりやすく解説。代数、幾何、解析などの発展の様子を出来る限り正確に述べ、最新の研究結果や古典的な定理の新証明も紹介する。各章末に問題を付す。

目次

第1部 古代・中世の数学(数学の黎明
古代オリエントの数学
古代ギリシアの数学
周辺諸文明の数学)
第2部 近代・現代の数学(デカルト革命と微分積分学の発展
現代数学に向かって)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

28
室井の新著がというので正直室井部分だけ読みたくて(笑)。でも丸一冊読んでおけ!という感じの1冊でございました。タイトル通り数学史の本。Plimpton322の解読がというので期待しまくりでしたが、数表かー(汗。つかこのタブレットの線画からこの結末は導き出せねぇ。いづれにせよ古代ギリシアから〜という今までの歴史は古代ギリシアはメソポタミアやエジプトの先進地域の遺産を上手にまとめたと言い換えるべきというのがよく分かる。算術記号の生い立ちとかも読んでて楽しいと思いまするよ。2015/05/28

柏もち

9
興味あるところから数学の勉強を始めようと、軽い気持ちで読んで後悔した。玄人向けだった。少なくとも数学専攻している人じゃないと面白さ半減だと思う。本著は古代と近現代に分かれた構成なのだが、古代の段階で理解を諦めてしまった。五千年の歩みをよく纏めたなあとは思うが、歴史の面で見ると読みにくい。数学好きなら、たくさん問題を解いて楽しめそう。2016/04/05

だいご

6
文明の起こりとともに編み出された数学は、長い長い期間を経て、今日まで発展してきた。代数や幾何が各地で発展し、表記法が様々だったものが10進位取り法が編み出され、最近では解析学が急速に発展している。そんな長い歴史をわかりやすくまとめた一冊。 古代の章が長ったらしくて飽き飽きしていたけど、そこを抜ければサラッと概要をなぞってくれていて読みやすかった。今誰もが何気なく使っているもの、特に表記法は有り難みを感じないけれど、歴史を知ればとてつもなくすごいこと。僕たちは巨人の方に乗ってより遠くを見渡せる。2020/06/21

ぬばた

2
微妙。本当に歴史に関わる記述が多く、それぞれの時代の数学者が何に悩んで何を見出したかという記述が少ない。歴史の教科書としては価値ありでも読み物としては面白くない。2015/07/23

フィ

2
古代のエジプト、バビロニア、ギリシャ、インド、アラビアの数学史は詳しく解説されていた。その後のアルキメデス、デカルト、ニュートン、ライプニッツ、オイラーの業績の解説を読んで、ただただ驚嘆するばかりだった。現代数学については、事実関係の説明が中心で駆け足となっており、少々物足りなさもあったが、そこは自分の勉強の進展に応じてフォローしてみたい。2015/06/13

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