内容説明
本シリーズは,数学の急所と思われる部分,理解に困難を感じると思われる部分,また数学全体の理解に役立つと思われる部分を要点ごとにコンパクトにまとめたシリーズである。
第3巻の本書では,中学校で習う初等幾何(三角形の合同・相似条件,円周角定理等)を知っているものとして,初等幾何全般,グラフや多面体,球面幾何に関する理論を展開し,幾つかの離散幾何の話題を紹介する。
目次
第1章 三角形の五心
第2章 円
第3章 三角形と四角形
第4章 グラフと多面体
第5章 球面幾何速習コース
第6章 離散幾何の話題から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naaja
1
読んだと言ってもざっと目を通しただけで、ちゃんと練習問題解いてません。今日高校数学IIで軌跡領域を履修した所で、記憶力に自信が持てない中高年が幾何の定理を俯瞰するのにとっても便利。わかりやすいですし、取っ付き易いですよ。ベタな萌えキャラ本はちょっと...いう方にもお勧めの明解、シンプル差。 2011/06/25
MrO
0
ちまちまといろいろなトピックを取り上げていて、読みやすい。と言って、内容が簡単なわけではないので、読み通すのはたいへん。それぞれの幾何学の入り口としては、最適。2012/02/08