「ふつう」ってなんだ? LGBTについて知る本

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「ふつう」ってなんだ? LGBTについて知る本

  • 著者名:特定非営利活動法人ReBit/殿ヶ谷美由記
  • 価格 ¥5,280(本体¥4,800)
  • 学研(2021/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 1,440pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784055012393

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内容説明

「男」か「女」で単純に性別を分けられない人が日本には7.6%いる(40人の教室に約3人)。この本を読めば,性の多様性について正しく学べ,お互いの理解を深められる。日常や学校現場での事例を,マンガと図解で小中学生に読みやすく解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

100
日本語で「ふつう」とは定義が決まっていない言葉だと思う。自分が知りうる限りでは鉄道で各駅に停車する「普通電車」ぐらいか。「みんな」という言葉も定義もあいまいで「みんなはふつう」という言葉は周囲の空気を読んで「右へ倣へ」ぐらいにしか意味が取れない。「ふつう」について疑問を持たないとマイノリティーの存在がなかったものにされる。結果、多様性の中から生まれる素晴らしいアイデアが消されていく。オードリー・タン(唐鳳)氏はトランスジェンダーにして、35才で台湾のIT担当大臣となった方だ。 2020/03/15

杏子

23
初めて知るLGBTの本としては最適かと思いました。マンガでちょっとしたストーリーが紹介されていたり、漢字にはすべてルビが振られていたり。中高生になってからというよりは、小学校高学年くらいから目にしておいた方がよいのかも?とくにいいと思ったのは、いろんな方の体験談が載っていることと、こころの性、からだの性や、好きになる性、表現する性が矢印で位置がマークされるなどの工夫がある点でした。漠然と考えるより、実際LGBTの方の話を読んだり、視覚的にどういうふうなのかわかる方がよいのでは?と思いました。2021/02/01

ヒラP@ehon.gohon

15
「ふつう」という言葉に、多様性に対する疎外感を感じました。ふつうじゃないと言われてきた人たちが、ふつうでいられることを考える本でした。2024/08/02

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
章ごとに導入がマンガになっていたり、LGBTの方々の生の声がきけるなど入りやすい本。LGBTではなくてもつい言ってしまう「ふつう」。人によって当たり前の「ふつう」は「ふつう」ではないんですね。『 性別ってなに? LGBTの人たちの気持ち / みんなが過ごしやすい学校って? / カミングアウトするとき/受けるとき / 世の中はどんどん変わっている! 』2022/08/09

のり

15
大きい本で、イラストや漫画が少女漫画風だから受け入れやすい。実在の方々の体験話もあるから、もし、人言えず悩んでいる子も読みやすいと思う。大人の私も知らなかったり、誤解していた事もあって、読んで良かった。2018/11/12

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