内容説明
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フッサールは〈知覚〉をどのように捉えたのか? それは〈志向性〉によってどのように規定されていたのか? 双方の概念は相互に規定しあいつつ、どのように深化していったのか? 〈知覚〉と〈志向性〉の交錯を読み解く。
感想・レビュー
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混合的代表象としての知覚 ―『論理学研究』(1900/01)における知覚と志向性の概念: 代表象と知覚の言語論的解釈 前期知覚理論の問題点 志向性分析の現象学的な転換―『論理学と認識論入門』講義 (1906/07) における相関性の思想 現出理論の形成―『物と空間』講義(1907)における知覚理論 志向性概念の超越論的な転換―『意味論』講義(1908)における志向性の概念 純粋意識の本質構造への問い―『イデーンⅠ』(1913)におけるノエシス-ノエマの構造 現象学的知覚理論の展開 現象学的知覚理論の諸問題2021/10/06