扶桑社BOOKS新書<br> 教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~

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扶桑社BOOKS新書
教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~

  • 著者名:河合敦
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 扶桑社(2021/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594089313

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内容説明

変わる日本史の教科書。歴史は常に“進化”する

新史料の発見や発掘調査などによって歴史上の人物や出来事の解釈が変わり、過去の話にも関わらず歴史は“進化”している。それに伴い学校で習う日本史も変わっている。本書では、「大化の改新は645年ではない」「古墳時代終末期に登場する八角墳とは?」などの近年の教科書変化を取り上げるとともに、これから教科書に載るであろう最新の日本史研究成果を紹介する。
例えば、「織田信長は天下統一を目指していなかった」「坂本龍馬は薩長同盟に関与しておらず、船中八策はフィクションだった」などの説だ。
加えて、「幕末に天然痘のワクチンを普及させ多くの命を救った殿様」や世界遺産級の近代遺産「高輪築堤」など、ぜひとも教科書に載せたい歴史も取り上げている。
一方で、教科書に載る歴史人物の中には、人には知られたくないだろう不都合な真実もあるが、そうしたエピソードも紹介している。
教科書が変化する面白さと、新説の驚きを堪能できる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

44
帯には「変わる日本史の教科書。歴史は常に“進化”する」とあって、話題になりそうなトピックも幾つか載せられている。高校の教育課程が大きく変わることもあり、最近この手の本をよく目にする。著者は高校の歴史の先生ということで、やはり受験が下地にあるせいか、扱っている事柄がやや詳細に過ぎるように思う。歴史爺さんとしては、そこら辺はざっと読み、興味がありそうな4章、5章を集中的に読んだ。新札の肖像になる二人の真実など、確かに現在の道徳律からは考えられないことかも知れない。一方で、昔の人からすれば、今の世間は?かも。2021/10/07

金吾

21
新説≒正しいとは思いませんが、荒唐無稽と感じるものも含め、新説を読むのは楽しいです。この本には新説や目立たない話、不都合な話が入っており楽しめました。2024/10/03

よみ

8
河合さんの蘊蓄は安定の面白さ! 途中、坂本龍馬への愛が溢れていました(笑)2022/03/31

fseigojp

7
友人が大原幽学を熱く語っていたので、本書で詳細を知り納得した2023/08/30

どん

6
昔習った日本史は今は変わっていると聞いていたが、大化の改新、織田信長の天下布武など。5章の不都合な日本史も面白かった。 いろいろな歴史学者が研究結果を新説として次々発表するなかで支持されるかどうかは信憑性だけでなく発表者の経歴によもよるらしい。いろいろな説を知るのは楽しい。2022/02/07

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