ブランドはもはや不要になったのか 「安くても買わない」時代に企業が見直すべきこと

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ブランドはもはや不要になったのか 「安くても買わない」時代に企業が見直すべきこと

  • 著者名:川島蓉子【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2021/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046051080

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内容説明

ブランドを取り巻く環境が大きく揺らいでいる。これはしかし、今に始まったことではなく、バブル経済の崩壊の頃を端緒に、リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍を経て段階的に進んできたものだ。
米国の老舗百貨店「ニーマンマーカス」、人気セレクトショップの「バーニーズニューヨーク」、ファストファッションの雄「フォーエバー21」、そして「レナウン」の経営破綻など、アパレル業界の不振、激震が大きく報じられている。そして言うまでもなく、ブランドとはアパレル業界に固有のものではなく、あらゆる業界に欠かせない存在だ。誰もが自社の、あるいは自身の「ブランド」を掲げているからだ。
そんな中、「ブランドはもはや不要である」という声も聞かれるが、本当にそうなのだろうか?

本書の著者、川島蓉子氏は40年にわたり、ファッション業界を起点として「ブランドビジネス」を見つめ続けてきた。トップから現場まで対話を重ねたインタビューは数知れず、徹底して「中」の話を聞きながらブランドビジネスについて考察を続けてきた。そして今、川島氏は次のように断言する。

「ブランドは無用なのではなく、今や未来を切り拓くために欠かせない存在と言っても過言ではない。ただしそのためには満たさねばならない要件がある」

単に看板を掲げてお客を待っているだけでは、じり貧だ。
本書ではその条件を6つに整理し、事例を含めながら解説する。扱うブランドの事例はファッションに限らず、日用品から飲食、そしてそれらを内包する「街」まで縦横無尽である。
ブランドは「これ」を意識しないと生き残れない、という6つの視点と問いに、あなたのブランドはどう備えているだろうか――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まどもあぜる

6
自分にとっては思っていたよりも内容が薄かった。2022/01/07

funkypunkyempty

2
★★★☆2024/07/11

安土留之

2
 ブランド論の本かと思ったが、実際はファッションブランドの過去の事例を題材にしたエッセイ、という軽い読み物。また、過去の事例が多く、現在伸長している企業、ユニクロやザラなどの話はほとんどない。ファッションブランドの過去のことを知るにはいいけど、表紙に書いてある「安くても買わない時代に企業が見直すべきこと」を考える材料にはならないですね。 2021/10/01

ケンサン

1
数あるものやサービスから選ばれるためにも、ブランドは必要不可欠であり、不要ではないとのメッセージは業界に籍を置くものとして勇気づけられる。言わずもがな、最適な循環、共感できる志、実のある独自性、心動かす想像力、抜きんでた先見性、上質な日常性は欠かせない要素として指摘。これらが総合して、変化対応力につながり、サスティナブルに維持していく源泉となるのか?そして、それらを兼ね揃えた人の育成をどう考えるのか、真剣に考えないと、10年先は存在しないと言っても過言ではない。追)さすがブックデザインがオシャレ¡2022/04/09

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